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競馬では俗に“夏は牝馬が強い”と言われるが、ここまで顕著な例も珍しい。今週のアイビスサマーダッシュは、昨年までの9回で牝馬が7勝2着4回と牡馬を圧倒し、5連勝中だ。今年も3連覇に挑む6歳カノヤザクラが中心となりそうだが、57キロの斤量が不安。伏兵視されている牝馬にもチャンスは十分にあり、好配当の使者となりそうな予感が漂っている。
牡馬の優勝は02年、04年のカルストンライトオのみ。同馬は04年スプリンターズS覇者で、さすがにGI級の牡馬が出てくると敵わないが、今年のメンバーなら牝馬が主役とみていいだろう。
過去9回の全出走馬は、牡馬【2・5・5・72】で連対率8・3%に対して、牝馬は【7・4・4・36】で同21・6%と大きく上回る。牡馬が1、2着の02年も3着にタイキメビウス(牝5)が入っており、牝馬が馬券の対象にならなかった年はない。
また、“牝馬特有の切れ味”という言葉が使われるように、牝馬が一流牡馬に対抗するためには、持ち味の瞬発力を生かせる短距離がベスト。サマーシリーズもスプリントは06年から全て牝馬の優勝で、2000は牡馬が優勝。それがはっきり見て取れる。
今年、切れ味勝負で浮上する一番手はメリッサだ。昨年の北九州記念はメンバー最速タイの上がり3ハロン34秒3で5着。前走のCBC賞も34秒6の末脚で4着と、重賞Vにあと一歩のところまで来ている。先週7日に栗東坂路4ハロン50秒1の好タイムをマークし、14日は不良馬場ながらシャープに伸びて51秒9。「坂路でいい時計が出ているし、動きもいい。今の時期はいいね」と猿橋調教助手はさらなる体調アップを伝える。直千は初めてだが、「少し行きたがるようになっているので、性格的に1000メートルはレースがしやすそう。過去の勝ち馬は坂路で動いていた馬が多いし、結構やれるんじゃないかな」と重賞初Vへ意欲満々だ。
同じ切れ味タイプなら、堅実に上がり3ハロン33~34秒の脚を使うキルシュブリューテも侮れない。直千は昨年、駿風S3着(1番)、アイビスSD10着(4番)と2度走ったが、ともに内めの枠だった。「リフレッシュ放牧明けで状態はいいですよ。末脚がいい馬だし、今度こそ外枠を引ければ…」と和田道調教師は力が入っている。
対照的に、昨年のヴィクトリアMで逃げて3着と前半が速いのがショウナンラノビア。「千二も走ったことはないが、デキはいいので、何とか対応してもらいたい」と内山調教助手。格上挑戦の6歳ケイティラブは、直千【3・0・1・1】の好成績。3着を外したのは重馬場で7着に敗れたときだけ。“直千の申し子”にも注目だ。
★“夏は牝馬”を検証すると
昨年の2、3回新潟(7月18日~9月6日)と、5回中山(12月5日~27日)で牝馬の勝利数と連対率を比較(障害、牝馬限定は除く)してみた。その結果、冬は全81レース中14勝(17・3%)に対し、夏は156レース中49勝(31・4%)と、勝ち星、連対率とも大きく跳ね上がる。ウエスタンビーナスを管理する鈴木康弘調教師は「牝馬特有のカリカリした気性が一因。気が張ってバリバリ働き回る人よりも、あまり動かない人の方が夏バテしやすいのと同じ。おっとりした牡馬の方が、暑さに弱い。あのシンザンでさえも重度の夏負けになったからね」と分析している。
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