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1週間の密着取材で勝ち馬を探し出すGI限定の好評企画『東西現場記者走る』。有馬記念は大阪サンスポの山口大輝記者(26)が担当する。連載2日目は、5歳牝馬のミッキークイーンに注目した。中間は気合乗りが抜群で、5着だった昨年以上の状態で臨めそう。史上6頭目の牝馬による有馬記念制覇も夢ではない。
有馬ウイークはとにかく寒い。スマホの天気予報アプリを起動して気温を確認すると、マイナス1度。全休日も厩舎を走り回って体を温めるしかなかった。
真っ先に向かったのは池江厩舎だ。昨年はサトノダイヤモンドでV。今年も2頭出しで、グランプリ連覇に挑む。注目は、昨年5着のミッキークイーンだ。前走のエリザベス女王杯は、前半1000メートル62秒0のスローペースを、4コーナー11番手から猛然と追い込み3着。負けてなお強しの競馬で、叩いた今回が狙い目だと思っていた。
担当の齊藤助手に直撃すると、いきなり衝撃の事実が判明した。
「先週の火曜日に坂路を上がって頂上で、これまでで初めて落とされたんだよ」
大一番を前に、まさかの放馬(馬が騎乗者を振り落として逃げること)とは…。ただ、「順調にきているよ。それだけ、気持ちが入っているというか、元気がありますね。パワーもついてきている」と聞いてホッとひと安心だ。デビュー以来「一番だと思う」と話す気合乗りは、むしろ買い材料だと思えた。
その前向きさもあってか、「スッと動けるようになって瞬発力がでてきた。いつもより体もシャープになっているかなと思う」。切れ味に磨きもかかっているようだ。もともと、レースを使われてからの方が、反応が良くなるタイプ。一瞬の切れ味も兼ね備えたことで、小回りでトリッキーな中山コースにも「対応してくれるようになってきているんじゃないですか」と攻略に自信を見せた。
昨年の有馬記念は、0秒4差の5着。直線で、進路を切り替えるロスもあった。1、3着馬が不在でチャンスが増したことは間違いない。しかも「(状態は)今年の方がいいんちゃうかな」という好調ぶり。ならば、2014年のジェンティルドンナ以来、史上6頭目となる牝馬の有馬記念制覇も考えなければいけない。陣営の熱意に体も温まったところで、引き続き打倒キタサンの可能性を持つ馬を探っていく。 (山口大輝)
★有馬記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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