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【マリーンC】ホワイトフーガが貫禄勝ち、重賞6勝目

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【マリーンC】ホワイトフーガが貫禄勝ち、重賞6勝目

 4月12日(水)の船橋競馬11Rで行われた第21回マリーンカップ(交流GIII、3歳以上オープン、牝馬、選定馬、別定、ダート・左1600メートル、11頭立て、1着賞金=2500万円)は、蛯名正義騎手騎乗の2番人気ホワイトフーガ(牝5歳、美浦・高木登厩舎)が先行抜け出し、交流GI2勝馬の底力を見せつけた。タイムは1分41秒3(重)。道中は3番手を追走したホワイトフーガは、3コーナー過ぎには逃げたララベル、2番手から前に並んだリンダリンダの外に並びかけて、直線は馬場の真ん中を抜け出して後続に3馬身差をつけて快勝した。

 ◆蛯名正義騎手(1着 ホワイトフーガ)「スタートでつまずいて、それを起こしたことで掛かってしまった。でも道中はいい手応えだったし、力でねじ伏せてくれた」

 2着には逃げ粘ったララベル(6番人気、大井所属)、さらに2馬身遅れた3着に2番手を進んだリンダリンダ(4番人気、大井所属)。1番人気のワンミリオンス(JRA所属)は中団から一旦は4番手まで進出したが、直線は伸びを欠き6着に敗れた。

 マリーンCを勝ったホワイトフーガは、父クロフネ、母マリーンウィナー、母の父フジキセキという血統。北海道浦河町・梅田牧場の生産馬で、西森鶴氏の所有馬。通算成績は19戦9勝。重賞は2015年JBCレディスクラシック・交流GI、関東オークス・交流GII、TCK女王盃・交流GIII、2016年JBCレディスクラシック・交流GI、スパーキングレディーC・交流GIIIに次いで6勝目。高木登調教師はマリーンCは初優勝。蛯名正義騎手はマリーンCは1999年ファストフレンドに次ぐ2勝目。

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