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カオスモスが久々のスプリント戦で覚醒する。
前走は初ダートのうえ、16キロ増。13着惨敗も度外視していい。今回はデビュー2戦目以来の1200メートル戦になるが、「今はマイルより6Fのほうが合っている」と日高助手。マイル重賞で2着2回がありながら、ベスト距離がジワジワと短縮されてきたあたりは、名スプリンターの父マイネルラヴから受け継いだ血の成せる業だろう。
今週は坂路で4F51秒9、ラスト1F12秒1の猛時計を叩き出し、併走馬を3馬身ちぎり捨てた。「攻め馬は動くね。いい反応だった。重め感はまったくないし、状態は間違いなくいい」と、手綱を取る池添騎手の感触も上々だ。混戦のスプリント界に新星が誕生する。
“究極の3連単”はカオスモスを1着に固定。電撃戦で安定感が出てきたエイシンブルズアイを2、3着に置いた12点で勝負だ。(夕刊フジ)
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