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【阪神JF】東西調教ウオッチャー

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 今週は阪神ジュベナイルフィリーズが対象だ。美浦から東京サンスポの芳賀英敏記者、栗東からは大阪サンスポの鈴木康之記者と関西競馬エイトの柳崇士トラックマンが参加し、調教を徹底チェック。それぞれ好内容の馬をピックアップした。

 鈴木 コートシャルマンの動きが目を引きました。坂路は時計を要する馬場状態でしたが、4ハロン52秒3の好タイム。10日の坂路では2歳牝馬の最速タイムです。ラスト1ハロンも12秒6と反応よく伸びて、併走馬を4馬身半突き放しました。先週はCWコースで6ハロン83秒6-12秒0。2歳牝馬でこれだけ攻められるのは、心身がしっかりしている証拠。

 柳 ボクのオススメはレオパルディナ。この馬のことは穴が開くほどよく見ているで。先週はCWコースで時計、動きともに良かったし、今週の坂路では武豊騎手を乗せて軽快な走りを見せていた。体重減を心配して調整していたデビューの頃と違って、今はハードに攻めをやれている。とにかく気配がいいよ。

 鈴木 前走のファンタジーS(6着)で先着を許した馬((1)(2)(4)着)が出走していますね。

 柳 力的に大差はないと思う。母の父シーキングザゴールドを含めた母方の血統や、控える形で詰め寄りかけた前走のレースぶりを考えれば、1600メートルの距離をこなす下地は十分。

 鈴木 CWコースではオーミアリスがよく見えました。軽快なフットワークでラスト1ハロン11秒9と鋭い伸び。3カ月ぶりでも好仕上がりです。関東馬はどうですか

 芳賀 ショウナンアデラは目いっぱいに仕上げていないけれど、余力十分の走り。精神的にカリカリしていないのもいいね。ココロノアイは今週の追い切りでも行きたがっていた。折り合いの課題は残したままだ。

阪神ジュベナイルフィリーズの枠順はこちら

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