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19日の福島11R福島民友カップ(3歳上オープン、芝1200メートル)は、田中健騎手騎乗の2番人気アンバルブライベン(牝5歳、栗東・福島信晴厩舎)が逃げ切り勝ち。オープン初勝利を飾った。タイムは1分7秒1(良)。
アンバルブライベンが好スタートを切り、内のルチャドルアスールを制して先行策。外からフクノドリームが2番手につけ、ルチャドルアスールは内の3番手に控える。その外にビウイッチアス。人気のバーバラは5番手の外からレースを進めた。激しくなるかと思われた先行争いだったが、単騎逃げの形に持ち込んだアンバルブライベンが直線に向いて差を広げる。ロスなく立ち回ったルチャドルアスールも追撃するが、アンバルブライベンは開幕週の馬場を利してスピードをぞんぶんに生かし、堂々の逃げ切り勝ち。レコードに0秒1差と迫る好タイムでオープン初勝利をマークした。2馬身差の2着は6番人気のルチャドルアスール。さらに1馬身1/4差の3着が4番人気のスギノエンデバーだった。
アンバルブライベンは、父ルールオブロー、母チェリーコウマン、母の父スプレンディドモーメントという血統。通算成績は23戦6勝となった。
今週3鞍の騎乗で全て1着という大活躍を演じた田中健騎手は「このメンバーなら楽に前に行けるだろうと思っていたし、その後も息を入れながら理想的な形で直線に向けました。最後もしっかりと脚を使ってくれたし、ハンデ差もあったとはいえ強い競馬でした」と2馬身差の快勝に目を細めていた。
★19日福島11R「福島民友カップ」の着順&払戻金はこちら
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