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夏場に休養していた栗東・藤岡厩舎のGI馬2頭が25日、秋初戦に向けて栗東トレセンの坂路で追い切りを行った。
高松宮記念を勝ち、セントウルS(9月11日、阪神、GII、芝1200メートル)で復帰するビッグアーサー(牡5)は、馬なりで4ハロン51秒0-12秒4の好時計をマーク。藤岡調教師は「スイッチが入り過ぎないよう徐々に仕上げている。休ませたが、5歳馬で、ある程度完成されているので変わりはない。順調なのが何より」と目を細めた。
桜花賞馬で、オークスを左前第1指骨剥離骨折で断念したジュエラー(牝3)は、ローズS(9月18日、阪神、GII、芝1800メートル)に向け併せ馬で4ハロン56秒1-13秒1をマーク。馬なりながら軽快な動きで併入した。「まだ緩いが徐々に仕上げている。骨折は軽かったし、全く問題ない。休んでいる間に大きくなった。とくに前躯は大人っぽくなっている」とトレーナーはうなずいた。
★ビッグアーサーの競走馬詳細はこちら★ジュエラーの競走馬詳細はこちら
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