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第14回プロキオンS(12日、阪神10R、GIII、3歳上オープン国際、別定、ダ1400メートル、1着本賞金3900万円=出走16頭)苦難を乗り越え、栄冠獲得-。武豊騎乗で3番人気のランザローテが、1番人気のトーホウドルチェをアタマ差抑えて優勝。2度の長期休養を克服した6歳馬が2度目の挑戦で初の重賞制覇だ。1分22秒7(良)。3着にはバンブーエールが入り、人気サイドでの決着となった。
レース史上に残る激しい叩き合いを制したランザローテが、2度目の挑戦で重賞初V。上半期を締めくくった武豊騎手が笑みをこぼした。
「理想的なレースができました。最後までよく頑張ってくれた。前よりも力をつけています」
スピードの違いからハナを切るレースが多かったが、この日は先行馬を見る形の好位から。抜群の手応えで4角をまわると、直線では内で粘るトーホウドルチェと一騎打ち。アタマ差抑え込んだところがゴールだった。
「元々素質があった馬ですが、ケガがあったりして順調にこれなかったですからね。(重賞制覇は)初めてですが、良かったです」
相棒が歩んだ苦労の道のりにユタカも頭が下がる思いだった。今年6歳になるが、休養期間だけで2年4カ月。ノド鳴りの手術や裂蹄、さらに右前脚屈腱炎を発症し、カネヒキリも行った体の脂肪から抽出する幹細胞の移植手術を施した。
「ようやく使い込めるようになったのが去年の暮れから。技術の進歩で今は(屈腱炎の)“あとかた”もないです」。素質を信じて復帰を待ち続けた池江泰寿調教師も喜びをかみしめる。父アグネスタキオンが6月22日に急逝して以来、産駒初の重賞制覇で、JRAダート重賞初Vのおまけもついた。
今後は交流GIIIサマーチャンピオン(8月17日、佐賀、ダ1400メートル)に向かい、秋は交流GI・JBCスプリント(11月3日、名古屋、ダ1400メートル)が大目標。「まだまだキャリアは浅いし、期待しています」とユタカ。これまでの苦労が報われた1勝。ランザローテの競走生活がこれから充実期を迎える。(土井高志)
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