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【新種牡馬連載(1)】カンパニー

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【新種牡馬連載(1)】カンパニー

 3月下旬に入り、トレセンには早くも2歳馬の姿が見え始めた。クラシックの蹄音だけでなく、次の世代が競馬場に姿を見せる日も着実に近づいている。

 サンスポ予想王TVでは今週から、2011年生まれの2歳馬たちがデビューするまでの間、注目の新種牡馬を紹介する。第1回は無事是名馬を地でいく活躍を見せ、8歳にして大輪を咲かせたカンパニーだ。

        ◇

(1)競走成績 日本で35戦12勝。重賞は9勝。8歳時に天皇賞・秋、マイルチャンピオンシップを制している。6歳春シーズンのみ不出走だったが、それ以外のシーズンはコンスタントに使われてキャリアを積み重ねた。勝ち星は1600~2000メートルのみ。この得意距離での安定感は抜群のものがあった。

(2)血統 父ミラクルアドマイヤは現役時1勝のみだったが、ダービー馬フサイチコンコルドの弟という血統が評価されて種牡馬入り。カンパニー以外に中央でのオープン馬は出せなかったが、血統構成としては優秀だ。母系も優秀で、兄弟のうち4頭がオープン馬に出世。従兄弟のトーセンジョーダンは天皇賞・秋を制している。

(3)適性診断 半兄ニューベリー(父フジキセキ)はダートでのオープン勝ちもあったが、こちらはトニービン系。適性は明らかに芝向きと考えられる。自身の競走成績は8~10ハロンに良績が集中していただけに、産駒も芝のマイル~中距離がベストだろう。晩成のイメージが強いが、一族を見ても早い時期から能力の一端を見せている馬が多い。うまく軌道に乗ればクラシックにも十分間に合う産駒が出てくるはずだ。

(4)初年度産駒 この世代の新種牡馬としては最も多い139頭の繁殖牝馬を集めた。この中にはローザネイ(ロゼカラーロサードヴィータローザの母)、ナムラシゲコ(ナムラビクターの母)、クリアーチャンス(マッキーマックスの母)などが含まれている。

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