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★アルゼンチン共和国杯
天皇賞・秋はジョッキーの腕がモノをいった感があった。トリッキーなコースだからこそだ。
今週はGIが小休止。谷間のハンデGIIで予想も難しいが、本命はルルーシュとする。
東京の2500メートルは2400メートルから100メートル延びるだけだが、ダラダラ坂を2度越えなくてはならないため、数字面よりもスタミナを要する。ゼンノロブロイ産駒は、距離が延びてから本領を発揮してくる。イメージでは中距離が良さそうな感もあるが、2200メートル以下とそれを超える距離では、長い距離のほうがはっきりと成績はいい。母父が脆弱なマイニングで影響力が弱いところが、父SSの良さをストレートに出しているのだろうが、それを考慮しても長距離での成績は注目に値する数字だ。
母父ハイエストオナーはトニービンなどと同じゼダーン系で、府中が合うのはこの馬の成績が示すとおり。母系はダンシングブレーヴ、クリスといった武骨なタイプの馬が掛け合わされ、器用さとは無縁かもしれないが、底力は十分だ。
京都のみやこSは2強の一騎打ちの様相だが、キングカメハメハ×ブライアンズタイムというダート御用達血統のハタノヴァンクールを上にみる。(アサカ・リョウ)
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