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体調が整わず休養していた2014年の菊花賞馬トーホウジャッカルが昨夏の札幌記念8着以来、戦列に戻る。菊3着のゴールドアクターと、2着サウンズオブアースが、それぞれ有馬記念で1、2着になっただけに、復帰早々クラシック馬の意地を見せたいところだ。
新コンビのM・デムーロ騎手を背に、栗東坂路でアスカタイシを追いかけた。ラスト1Fから猛然と追い上げると、体を合わせてフィニッシュ。7カ月のブランクはそれほど感じられなかった。
「反応は良かった。少しうるさいけど、元気があるね。ラストもそこまではプッシュせず、サッと追った感じ。息づかいも問題なく体はできている。菊花賞で負かした2頭が有馬記念で1、2着だし楽しみ」とミルコ。
谷調教師も、「(大幅プラスの)500キロくらいになりそうだけど、ステッキを入れてビシッとやった先週のひと追いでピリッとした。先週の藤懸も、ミルコも『手応えは良かった』と、思っている以上にジョッキーの手応えがいい。使っていいタイプだけど楽しみ」と期待感十分だ。(夕刊フジ)
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