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2歳馬のチャンピオンを決める朝日杯フューチュリティS(18日、中山、GI、芝1600メートル)の追い切りが14日、東西トレーニングセンターで行われた。茨城県の美浦では2戦2勝のアルフレード(美浦・手塚貴久厩舎、牡)が抜群の動きを披露。シャープな伸びで先着し、万全の体調をアピールした。
豪快に坂路を駆け上がる姿は、まるで2歳の頂点まで上り詰める勢いだった。2戦2勝。無敗でGIの大舞台に挑むアルフレードが、抜群の動きを見せた。
「フットワークが大きいからワンペースの走りに見えるけど、ラストにもすごい脚を使ってる。こんな馬、ちょっと見たことないよ」。手塚貴久調教師も仰天の走りだ。
冷たい小雨が降り続き、水分を含んだ坂路のウッドチップ。重く走りにくい状態の中、最終スパーリングは行われた。厩舎の先輩エチゴイチエ(牡3、1000万下)を1馬身追いかけてスタート。14秒3、13秒3、12秒6と徐々に加速していく。残り200メートル。併走馬に並びかけてもスピードは緩むことなく、11秒7の猛ラップでフィニッシュ。先輩を楽々と1馬身退けた。
全体時計の4ハロン51秒9も優秀だが、ラスト1ハロン11秒7は、この日、美浦の坂路で追い切った約350頭の中で最速。全体時計の違いはあるが、古馬も含めてのものだけに価値がある。加えて、1ハロン(200メートル)ごとに1秒ずつ加速するラップからセンスの高さも示した。
「前走のきんもくせい特別は自信を持って送り出したけど、見てのとおりの強さ。パワーがある馬だし、中山競馬場も新馬戦で経験している強みがあるからね」
底知れない能力にトレーナーの期待は膨らむ一方だ。この馬の力は調教に騎乗した松岡正海騎手(レースはクレイグ・ウィリアムズ騎手)も太鼓判を押す。デビュー戦で手綱を取ったが、11月19日の東京競馬で落馬し右鎖骨を骨折。今週から調教での騎乗を再開したばかりだが、久々に乗ったアルフレードの動きに「オレもこの馬の底がわからないんだよ。もともと、期待の高かった馬だけど、強くなるのは来年かな、と思っていた。でも、かなり完成度が上がってきたね。すべての面で上積みが見込めると思う」と絶賛の言葉を惜しまない。
先週の阪神JFでジョワドヴィーヴルの2着に敗れたアイムユアーズは同僚馬。秋のGIシリーズを関東馬が勝っていないこともあり、管理する手塚調教師は「先週、悔しい思いをしているからね。今週は勝ちたいし、関東からGI馬を出したい」と気合が入る。
2週越しの調教師の願い、そして関東の期待を背負ってアルフレードが無傷の2歳チャンプに君臨する。 (柴田章利)
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