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2月いっぱいで定年・勇退する調教師7人にとって、ホースマンとして挑む最後の競馬が週末に迫ってきた。ディープインパクトを手がけた池江泰郎教師(69)=栗東=も、その中のひとり。その池江郎師にとって最後の重賞挑戦となるのが、中山記念のリルダヴァルだ。「何とか最後で重賞を獲りたい」とラストウイークを迎えても意欲満々。名伯楽が、最後の重賞に全力を注ぐ。
59年に騎手としてデビューし、79年に厩舎を開業。50年以上に及ぶホースマン人生のピリオドが近づいてきた。ディープインパクト、メジロマックイーンを育てた名伯楽・池江泰郎調教師が、最後の週末を迎える。
今週送り出す6頭の中でも、注目は中山記念のリルダヴァルだ。これまでNHKマイルCを含め重賞3着が4回ある実力馬だが、いまだにタイトルを獲れていない。
池江郎師もその点が心残り。「能力は持っているが、それをレースできちんと出せない。この馬が重賞を勝てていないのは残念に思っているし、何とか最後で重賞を獲りたい。自分自身も終わりだし、いい結果を出したいね」と情熱を燃やす。
騎手時代は“逃げの池江”として高い評価を得て、通算368勝。だが、調教師に転身してから、5年以上も重賞を勝つことができず。一流トレーナーへの第一歩は、それほど厳しかった。
「(調教師になって)最初の4~5年はどん底でした。それでも“いつかはやってやるぞ”とあきらめず、前向きにやっていました。そうしたら85年の金杯(西)をメジロトーマスが勝ち、翌86年にメジロデュレンが菊花賞を勝ったんです」
その後はダービー制覇の夢を抱きながら突き進み、活躍馬も出てくるようになった。そして、05年ディープインパクトで長年の夢だったダービーをV。06年には凱旋門賞(3位入線→失格)への遠征も果たしたディープはGI7勝を挙げた。
「ディープは夢を叶えてくれた馬」と池江郎師。その息子ダノンバラードでの重賞制覇(10年ラジオNIKKEI杯2歳S)もいい思い出だ。ラスト重賞のリルダヴァルも、ディープインパクトの甥にあたる。これも何かの縁なのだろう。
「最後までいい競馬をしたいし、何とかヒットを打ちたい。ここまで馬一筋でやってこれたのは応援してくれたファンがいたから。ファンには感謝していますし、今後も競馬を愛してほしい」
歴代2位タイのJRA・GI17勝を挙げた名伯楽は、そのフィナーレも華やかに締めくくるつもりだ。(高尾幸司)
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