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【ステップ】
福島で行われた過去9年(2013~2020、2022年)の1~2着馬18頭の前走使用レースを大まかに分けると、中山牝馬S、愛知杯、条件戦の3パターンに絞られる。これ以外の臨戦馬は2着連対圏に達していない。
(減点対象馬)
②ステラリア ⑦ミスニューヨーク ⑨ビッグリボン ⑩ホウオウエミーズ
【前走着順】
前走の着順に関しては、左回りの重賞なら問わないが、右回りの重賞であれば1ケタ、それ以外の場合は3着以内(回りの左右は不問)が一応の目安。福島施行の過去9年において、この条件を満たしていなかった左回り重賞以外からの参戦馬は、いずれも3着以下に敗れている。
(減点対象馬)
⑤ストゥーティ ⑥パーソナルハイ ⑭ニシノラブウインク ⑮エイシンチラー
【前走距離】
福島で行われた過去9年の1~2着馬18頭の前走を距離で分けると、芝1800m、芝2000mの2通りに集約される。前走のレース内容を比較する際は、当時の距離もチェックしておきたい。
(減点対象馬)
⑤ストゥーティ ⑥パーソナルハイ ⑦ミスニューヨーク ⑧ジネストラ ⑭ニシノラブウインク
【同年の出走数】
福島で行われた過去9年の2着以内馬18頭のうち、17頭は年明けからの出走数が2戦以内だった。例外の1頭は前走重賞1着馬。前走2着以下敗退の同年3戦以上消化馬、ならびに非重賞から参戦の同年3戦以上消化馬は、過信禁物とみるべきだろう。
(減点対象馬)
⑥パーソナルハイ
【距離実績】
福島で行われた過去9年の1~2着馬18頭のうち、17頭には芝1800mでの1着歴、もしくは同距離の重賞で2~3着に入った経験があった。例外は2017年1着のウキヨノカゼ1頭だけ。同馬はG1 3着歴を有していた実績上位馬。相応の戦歴を欠くうえに、先述の距離実績をクリアしていない馬は、評価を控えめにしたい。
(減点対象馬)
④エリカヴィータ ⑥パーソナルハイ ⑧ジネストラ ⑨ビッグリボン
【データ予想からの注目馬】
上記5項目で減点がないのは、①スライリー、③ホウオウイクセル、⑪クリノプレミアム、⑫ウインピクシス、⑬ストーリアの5頭。
最上位には⑬ストーリアを推す。福島で行われた過去9年、中山牝馬S2着以内からの参戦馬は【2.4.0.2】という、高値安定の成績を収めている。引き続き要警戒の1頭だ。
福島施行の過去9年、愛知杯からの直行馬は【2.0.1.4】と少数精鋭の活躍。それに当てはまる、③ホウオウイクセルを2番手にピックアップ。主要ステップレースの中山牝馬Sから臨む、①スライリー、⑪クリノプレミアム、⑫ウインピクシスらに対するマークも怠れない。
<注目馬>
⑬ストーリア ③ホウオウイクセル ①スライリー ⑪クリノプレミアム ⑫ウインピクシス
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