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今年も波乱の決着だ。ラジオNIKKEI賞が4日、福島競馬場で16頭によって争われ、4番人気のヴァイスメテオールが2馬身半差の完勝で重賞初制覇を決めた。2着に11番人気ワールドリバイバル、3着に7番人気ノースブリッジが入り、3連単の配当は3年連続6桁の31万6180円。1番人気のボーデンは6着だった。
霧雨にかすむ福島の馬場を、1頭だけ切り裂くように抜け出した。4番人気のヴァイスメテオールがメンバー最速の上がり3ハロン34秒8の末脚で差し切り、2着に2馬身半差をつける完勝で秋に向けて弾みをつけた。
「イメージどおりに乗れました。最初は少し行きたがったけど、しっかり我慢させて、そこからはリズム良く運べたし、手応えも楽でした」
京成杯(4着)以来のコンビで臨んだ丸山騎手が胸を張る。ここ2戦はスタートが悪かったが、今回はスタートを決めて中団を追走。折り合いがつきさえすれば、最後は確実に伸びる。4コーナーで馬群の真ん中から先行勢を射程圏内に捉え、残り3ハロン地点から11秒8-11秒6-11秒8の速いラップを刻み、逃げ込みを図るノースブリッジを楽々とかわした。
「新馬戦のときに能力があることは感じていました。そのときは大きな馬特有の緩さがあったけど、久々に乗せてもらって、馬がしっかりしていましたね」
鞍上は確かな成長を感じ取った様子だ。デビュー戦を快勝し、京成杯は4着。1勝クラスを勝ったものの、続くプリンシパルSは4着で春はクラシック路線に乗れなかっただけに、このタイトル奪取は今後に向けて価値がある。
木村調教師は僚馬で1番人気のボーデンが6着に敗れたため「ボーデンが厳しい競馬になって、そちらを見ていたので」と、まずは苦笑。「チラチラ見ていたけどリズム良く走れているなと。ジョッキーがうまく乗ってくれましたね。(デビュー当初は)丸山騎手に迷惑をかけていたので、自信を持って乗ってもらえるように厩舎として修正してきました」と、最後は満面の笑みを浮かべていた。
今後については「これだけ走ってくれたのでゆっくりさせてあげたい」とトレーナー。路線は未定だが、暗い梅雨空を吹き飛ばすような走りを見せたヴァイスメテオールには、明るい未来が待っている。(柴田章利)
■ヴァイスメテオール 父キングカメハメハ、母シャトーブランシュ、母の父キングヘイロー。鹿毛の牡3歳。美浦・木村哲也厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は(有)シルクレーシング。戦績5戦3勝。獲得賞金6156万7000円。重賞は初勝利。ラジオNIKKEI賞は木村哲也調教師が2016年ゼーヴィントに次いで2勝目。丸山元気騎手は初勝利。馬名は「白い流星(独)。母名と本馬の額の流星より連想」。
★4日福島11R「ラジオNIKKEI賞」の着順&払戻金はこちら
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