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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | 14 | 牡5 | 55.0 | 西村淳也 | 栗 杉山晴紀 | 518(-6) | 1.45.9 | 11.6 | 6 | 34.6 | ①①①① | |||
2 | 6 | 11 | 牡6 | 57.0 | 団野大成 | 栗 池添学 | 482(-2) | 1.46.0 | 1/2 | 28.6 | 10 | 34.0 | ⑭⑮⑪⑩ | ||
3 | 8 | 15 | 牡5 | 56.0 | 川田将雅 | 栗 高野友和 | 468(-4) | 1.46.0 | ハナ | 3.8 | 1 | 34.3 | ⑧⑧⑥② | ||
4 | 1 | 2 | 牝5 | 54.0 | M.デムー | 栗 杉山晴紀 | 468(0) | 1.46.2 | 1 1/4 | 4.7 | 2 | 34.3 | ⑥⑦⑨⑥ | ||
5 | 6 | 12 | 牡4 | 54.0 | 岩田望来 | 栗 中内田充 | 470(-4) | 1.46.2 | クビ | 10.5 | 5 | 33.9 | ⑭⑬⑬⑬ | ||
6 | 7 | 13 | 牡8 | 57.5 | 今村聖奈 | 栗 中竹和也 | 478(-10) | 1.46.3 | クビ | 17.3 | 8 | 33.9 | ⑯⑯⑯⑬ | ||
7 | 5 | 10 | 牝4 | 52.0 | 福永祐一 | 栗 石坂公一 | 434(-2) | 1.46.3 | ハナ | 8.8 | 4 | 34.7 | ⑥⑥④② | ||
8 | 8 | 16 | 牡9 | 52.0 | 小牧太 | 栗 小崎憲 | 456(0) | 1.46.4 | クビ | 185.3 | 16 | 34.6 | ⑬⑩⑥⑥ | ||
9 | 4 | 7 | セ7 | 54.0 | 川須栄彦 | 栗 渡辺薫彦 | 476(-6) | 1.46.4 | クビ | 58.1 | 15 | 34.2 | ⑪⑬⑬⑩ | ||
10 | 3 | 5 | 牡6 | 56.0 | 横山典弘 | 栗 北出成人 | 456(+10) | B | 1.46.5 | 1/2 | 7.3 | 3 | 34.8 | ⑤⑤⑥⑥ | |
11 | 3 | 6 | 牡6 | 54.0 | 坂井瑠星 | 栗 川村禎彦 | 446(-8) | 1.46.7 | 1 1/4 | 36.8 | 12 | 35.2 | ③③②② | ||
12 | 4 | 8 | 牡5 | 55.0 | 荻野極 | 栗 荒川義之 | 496(+4) | 1.46.7 | ハナ | 40.6 | 13 | 34.7 | ⑪⑩⑪⑬ | ||
13 | 5 | 9 | セ5 | 56.0 | 田中勝春 | 栗 武幸四郎 | 466(+4) | 1.46.8 | クビ | 28.6 | 11 | 34.6 | ⑧⑩⑬⑯ | ||
14 | 2 | 4 | 牡7 | 56.0 | 幸英明 | 栗 渡辺薫彦 | 490(+2) | 1.46.8 | クビ | 18.3 | 9 | 34.9 | ⑧⑨⑨⑩ | ||
15 | 1 | 1 | 牡10 | 56.0 | 和田竜二 | 栗 安達昭夫 | 506(-14) | B | 1.47.2 | 2 1/2 | 57.7 | 14 | 35.6 | ③③④⑥ | |
16 | 2 | 3 | 牡5 | 56.0 | 松山弘平 | 栗 鈴木孝志 | 466(+2) | 1.47.4 | 1 | 12.7 | 7 | 35.9 | ②②②② |
ラップタイム | 12.4 - 11.4 - 12.3 - 12.0 - 11.8 - 11.4 - 11.3 - 11.4 - 11.9 |
---|---|
前半 | 12.4 - 23.8 - 36.1 - 48.1 - 59.9 |
後半 | 57.8 - 46.0 - 34.6 - 23.3 - 11.9 |
■払戻金
単勝 | 14 | 1,160円 | 6番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 14 | 350円 | 6番人気 |
11 | 630円 | 10番人気 | |
15 | 170円 | 1番人気 | |
枠連 | 6-7 | 3,160円 | 20番人気 |
馬連 | 11-14 | 15,860円 | 52番人気 |
ワイド | 11-14 | 4,420円 | 55番人気 |
---|---|---|---|
14-15 | 770円 | 5番人気 | |
11-15 | 1,930円 | 21番人気 | |
馬単 | 14-11 | 28,790円 | 98番人気 |
3連複 | 11-14-15 | 17,920円 | 56番人気 |
3連単 | 14-11-15 | 142,070円 | 485番人気 |
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土曜日の小倉芝のレース結果、小倉芝1800mで施行された最近の夏季開催におけるオープンクラスのレース結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この中間は週初にまとまった雨量を記録したものの、水曜日以降の降雨はなし。路盤の締まりがいいうえに、芝の状態も内柵沿いを除けば概ね良好。9R・大牟田特別(1勝クラス・芝1200m)の決着タイムは1分6秒9の高水準。走りやすいコンディションだったと推察される。
土曜日施行の芝平地競走6鞍における勝ち馬の最終4角通過順位は2、5、2、2、3、4番手。これだけを見ると前主導のように思えるが、4角先頭馬は【0.1.1.4】と劣勢気味。対照的に上がり3ハロン最速馬(タイを含む)は【4.2.2.4】という、上々の成績を収めている。展開次第で差し馬も間に合う馬場とみていいだろう。
枠順については真ん中より内が優勢。土曜日に行われた芝競走6鞍の3着以内馬18頭のうち、過半数の12頭を1~4枠の馬が占めている。また、勝ち馬はいずれも馬番1ケタ台。大きい馬番を引いた馬は、ロスの多い立回りを余儀なくされるせいか、最後のひと押しを欠くケースが目についた。
日曜日の開催中は雲の多い空模様。天気が急変し、馬場に大きな影響を及ぼすようであれば、外寄りの枠を引いた馬たちの優位性が増す可能性はある。とはいえ、相当の雨量でもない限り、一気に状況が様変わりするとも思えない。少なくとも、道中で外めを追走、なおかつ4角過ぎから馬群の外を回す後方勢が1~3着を独占するようなコンディションにはならないはずだ。
それゆえ土曜日に引き続き、内寄りを上手に立ち回る先行型や、道中で内~中を運びつつ脚をためる差し馬が優位という捉え方が、もっとも適切のように思える。枠順に関しては、やはり真ん中より内(1~4枠あたり)に軸足を寄せたほうが、好結果につながりやすいのではないか。
血統的には、小倉芝1800mで施行された最近の夏季開催におけるオープンクラスのレース(小倉日経オープン、中京記念)を参考にすると、サンデーサイレンス内包馬が堅調。なかでも、父か母の父にロベルト系またはキングマンボ系の種牡馬を持つ馬の好走頻度が高く、直近5回の3着以内馬15頭中8頭を占めている。該当する馬には警戒の目を光らせたい。
今回の中京記念の出走メンバーで、血統面と先述した馬場傾向(1~4枠)の要点をともにクリアしているのは、②ミスニューヨーク、③コルテジア、⑥アーデントリー。よって当欄では、これら3頭を注目株として推奨する。
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日曜日に行われる中京記念の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①ベステンダンク【C】
栗東坂路単走。右手前1本で淡々と登坂。この馬とすればキビキビと動けている部類だろう。とはいえ、脚元の力感が薄く、ヨレるような仕草を見せるのは相変わらず。こんな様子でも結果を出す馬ではあるが、調教観点的に高評価はしづらい。
②ミスニューヨーク【B】
栗東坂路単走。頭の位置が右前肢の上にある状態で進み、身体も少し左へ流れ気味。ただ、中盤を過ぎたあたりで鞍上が軽く気合をつけると、それなりに鋭い動きを見せた。ジョッキー騎乗の1週前追いでは上々の走りを披露しており、体調は良いのだろう。その内容を加味してのB判定とする。
③コルテジア【A】
栗東CW単走。直線で手前を替えてから、前肢の出が若干窮屈に映ったものの、そもそもストライドは大きくない馬。深刻に捉える必要はない。前回の中間と比べれば、脚さばきに安定感があるし、身体の使い方も良くなってきた。実戦を1度使って、状態は確実に上向いている。
④ダブルシャープ【B】
栗東坂路単走。前肢が外を回るような癖の強い走りではあるものの、体軸のブレは少なく、モタれる面もさほど出ていない。時計を抑えた内容ゆえに派手さはないが、この馬自身のパフォーマンスは示している印象。まずまずの仕上がり具合ではないか。
⑤カイザーミノル【B】
栗東CW単走。セーブ気味の内容だが、脚運びは軽く身のこなしもスムーズ。直線を向いて手前を替えなかった点は気になるも、余力十分に走れていたし、制御もしっかり利いている。状態は良い意味の平行線。あとは輸送後も馬体を維持できれば、といったところか。
⑥アーデントリー【B】
栗東坂路単走。かなり緩めの調整ながら、気負わず最後まで集中していたことは評価できる。ラチを頼るような感じで、進路が徐々に左へ向いてしまったのはいただけないが、重心は低い位置を維持していたし、脚さばきも滑らか。万全には至らないまでも、それなりに調子は上向いてきている。
⑦スーパーフェザー【B】
栗東坂路単走。道中で手前の切り替えに手間取るなど、難しいところを見せたのは割引材料。とはいえ、手前を替えてからの伸びは秀逸。鞍上が体重の軽い騎手候補生ということを差し引いても、その切れ味と迫力には光るものがあった。軽くは扱えない1頭だ。
⑧モズナガレボシ【B】
栗東坂路単走。手前こそチグハグながらも、体幹しっかりのフォームで活気良く登坂。フットワークも安定している。ここ2走の成績が案外な点は気がかりも、稽古の雰囲気自体は悪くない。人気を落とすようなら、穴候補として一考の余地はある。
⑨ワールドウインズ【C】
栗東CW単走。身のこなしに硬さはなく、ストライドもそれなりに大きい。一方、コーナーも直線も逆手前で、ハミ取りも浅め。マイペースなこの馬らしい気配と言ってしまえばそこまでだが、何かしら不安を覚える内容なのも事実。評価は上げづらい。
⑩シャーレイポピー【B】
栗東坂路単走(映像なし)。1週前追いの内容が良く、当該週にどんな走りを見せるのか、注目していた馬。それだけに映像で動きを確認できないのは残念。ただ、きっちり加速ラップを刻んでいるあたり、体調自体はいいのだろう。侮れない存在だ。
⑪カテドラル【A】
栗東CW単走。出走メンバー唯一の木曜追い。ピッチ気味の走りではあるが、四肢の可動は滑らかで、回転力も豊富。前後のバランスが良く、フォームのブレも少ない。かなり復調してきた印象。少なくとも、ブリンカー装着の有無で試行錯誤していた前走の中間より雰囲気はいい。
⑫ヴァリアメンテ【A】
栗東CW単走。しまい重点の内容ながら、重心を低い位置で保ち、手前の変換もスムーズ。集中力も高く、鞍上がハミのかけ方を強めると、首を上手に使って躍動感のある走りに。馬場に対するアプローチもいい。攻め気配の良さを活かせるようなら、一撃あっても不思議はない。
⑬カデナ【B】
栗東坂路単走。直線の入り口で手前をスパッと替えると、活気十分にハイラップを刻みながら登坂。最後は息切れしたが、含水が多いうえにハローがけ前の荒れ馬場だったことを思えば、致し方ない面もある。急上昇とはいかないまでも、デキは決して悪くない。
⑭ベレヌス【B】
栗東坂路単走。テンションが高く、頭を上げながらの登坂。発汗も目につく。ただ、脚元の動きは力強く、終盤あたりで手前を替えてからの伸びも悪くなかった。ようは本番での折り合い次第。ジョッキーが上手にエスコートできるかどうか。それが焦点となる。
⑮ファルコニア【A】
栗東坂路単走。やや頭が高く、顔を若干右に向けながらの登坂。とはいえ、フォームのブレは少なく、脚どりも確か。終盤で鞍上が軽く促すと鋭く加速。ゴール付近でも余力を残していた。いつものような遊び癖を見せず、最後まで集中して走れていたのも好感。いい仕上がりで臨めそうだ。
⑯レインボーフラッグ【C】
栗東坂路単走。序盤は控え気味に進めたこともあって、抑えるのにひと苦労。大敗続きの9歳馬とは思えぬ前進気勢を見せていたが、ラストの反応はひと息。前回から600mの距離延長をこなせそうな動きではなかった。大きな期待を寄せるのは酷のように思える。
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◆アーデントリー・古川厩務員「一回使って良くなっている。小回りの平坦はベスト」
◆ヴァリアメンテ・片山助手「今開催の小倉の馬場はこの馬に合っていると思う」
◆カイザーミノル・北出師「力はある。距離や小倉についても心配していない」
◆カデナ・中竹師「状態はいいね。小倉は実績があるし、いい馬場でやりたい」
◆コルテジア・鈴木孝師「同じ1800メートルでも、平坦の方が合いそう」
◆シャーレイポピー・石坂師「先行力があって操作性も高い。小回りの1800メートルはこなせる」
◆スーパーフェザー・渡辺師「スムーズに運んで、直線まで脚をためられれば」
◆ダブルシャープ・渡辺師「不器用だけど小倉は合う。早い決着になったときがポイント」
◆ファルコニア・高野師「小倉の1800メートルならこなせると思う」
◆ベステンダンク・安達師「昔のようにスッと前に行けない。追っつけてどれだけ行けるか」
◆ベレヌス・杉山晴師「小回りに良績があるし、1800メートルの小回りはベストに近い条件」
◆ミスニューヨーク・杉山晴師「長くいい脚を使えるので、外差しの競馬なら」
◆モズナガレボシ・荒川師「この時期はいい。あとは展開がはまってほしい」
◆レインボーフラッグ・小崎師「前走も時計は詰めている。距離はそれなりにこなせる」
◆ワールドウインズ・武幸師「ハンデは少し見込まれたけど、小倉は実績があるので期待」
2012年以降(2012~2019年は中京芝1600m、2020年は阪神芝1600mで施行)の3着以内馬延べ30頭の馬齢をみると、3~7歳の間で収まっている。ただし、7歳の好走(3着以内)は過去の中京記念で連対経験があった馬のみ。4歳以下の2着連対圏入りは前走G1出走馬に限られる。その点には注意したい。
(減点対象馬)
①ベステンダンク ④ダブルシャープ ⑦スーパーフェザー ⑩シャーレイポピー ⑫ヴァリアメンテ ⑬カデナ ⑯レインボーフラッグ
2012年以降、前走2ケタ着順から巻き返して複勝圏入りした馬は6頭。うち4頭は前走がG1・G2のハイグレード戦、1頭は前走がダートのオープン特別、残りの1頭は前走で単勝1番人気の高評価を受けていた。前走でG3以下の芝競走に出走し、単勝2番人気以下で10着以下の大敗を喫していた馬の深追いは避けたほうがよさそうだ。
(減点対象馬)
⑥アーデントリー ⑦スーパーフェザー ⑯レインボーフラッグ
2012年以降の1~2着馬の前走馬体重を検証すると、2018年の優勝馬グレーターロンドンの468キロが最軽量。468キロ未満だった馬の最高着順は3着止まりとなっている。
(減点対象馬)
③コルテジア ⑤カイザーミノル ⑥アーデントリー ⑨ワールドウインズ ⑩シャーレイポピー ⑯レインボーフラッグ
2019年は芝未勝利馬が勝利を収め、続く2着には芝1勝馬が食い込んだが、どちらも3歳馬だった。2012年以降、芝3勝未満の4歳以上が2着連対圏に入ったケースはなく、該当馬は疑ってかかりたい。
(減点対象馬)
③コルテジア
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一昨年の最低人気メイケイダイハードの大激走(U指数13位、18番人気、1着)には驚かされたが、基本的に指数、人気ともに低い馬の馬券絡みは少ないレースで、2018年1着のグレーターロンドン(1位、1番人気)、2019年3着のプリモシーン(1位、1番人気)、2021年1着のアンドラステ(2位、1番人気)のように、人気を集めた指数1~2位の馬は比較的安定した走りを見せている。4~6位あたりもコンスタントに馬券に絡んでいるので、中心は指数上位勢というアプローチでまったく問題ない。
まず注目したいのは、2位にランクされている⑤カイザーミノル(97.7)。今年は京都金杯3着、前走の米子S2着と、重賞やリステッド競走で安定して活躍している点を評価できる。勝ち星はマイル前後に集まっているが、昨年の毎日王冠ではシュネルマイスターのコンマ3秒差5着に好走しており、千八にも不安はない。小倉芝で勝っている点もプラス材料だ。
千八で8戦して7回馬券圏内を記録している距離巧者の3位⑮ファルコニア(96.8)、昨年のこのレースで2着だった4位タイ⑪カテドラル(96.5)も有力視できる。そして最後に、同じ舞台で行われた今年の小倉大賞典で3着に好走した1位⑬カデナ(98.6)を押さえておきたい。
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今年も京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、昨年に引き続き中京記念は小倉芝1800mに舞台を移して開催される。当該コースでは古馬混合重賞として2月中旬~下旬に小倉大賞典が施行されているので、同重賞の傾向も併せて考えてみたい。
その小倉大賞典では緩急の少ないラップを刻む展開になりやすいことから、トニービンやCaro、Seattle Slewといった末脚の持続力に長けた血脈が狙い目となっている。昨年の中京記念も2着カテドラルがトニービン、3着クラヴェルがSeattle Slewの血を引いていた。なお、今年の小倉大賞典を勝ったアリーヴォにおいてはトニービンとCaroを併せ持つ。ほか、昨年は1着アンドラステ(母の父Dynaformer)、3着クラヴェル(父エピファネイア)、5着ロータスランド(父Point of Entry)と「父または母の父がRoberto系種牡馬」となる複数の牝馬が上位入線を果たしていた。
ヴァリアメンテは、父ドゥラメンテ×母ヴァリディオル(母の父Dynaformer)。昨年の中京記念を勝ったアンドラステの半弟にあたる血統。父は祖母エアグルーヴを介してトニービンの血を引くが、小倉芝1800mでは種牡馬として特筆すべき好成績を残しており、今年の小倉大賞典でも産駒のアリーヴォが勝利をつかんだほど。先週、本馬の全妹ヴィスパメンテも当該コースで快勝とあれば、やはり母系のコース相性にも一目置けるものがありそうだ。
コルテジアは、父シンボリクリスエス×母シェルエメール(母の父ジャングルポケット)。牝馬でこそないものの、今年のメンバーでは数少ない「父または母の父がRoberto系種牡馬」に該当し、父系からSeattle Slew、母系からトニービンの血を引く血統構成も興味深い。20年きさらぎ賞を含め、全2勝が右回りの芝1800mでもあり、約2年ぶりの実戦となった前走も持ち前の先行力は健在だった。長期休養明け2戦目でしぶとさが増せば侮れない。
カテドラルは、父ハーツクライ×母アビラ(母の父ロックオブジブラルタル)。半兄に15年エルムSを勝ったジェベルムーサがいる血統。本馬は昨年の中京記念2着馬となるが、先述のとおり父を介してトニービンの血を引くことはポイントだろう。本馬は全4勝を7~9月に挙げている夏馬でもあり、昨年はここをステップに京成杯AHで重賞初制覇も達成。古馬2勝は野芝限定開催時でもあるので、いまの小倉の馬場状態も後押しとなりそうだ。
編集部(以下、編) 今週は珍しく重賞がひとつしか行われません。
新良(以下、新) 宝塚記念の週も平地重賞はひとつですが、土曜日に東京ジャンプSが組まれていますからね。真の1重賞開催は今週だけ。かなりレアな週だと思います。
編 迷うことのない一方で、選択の余地がないことも事実(笑)。中京記念、しっかり攻略していきましょう。
新 頑張ります。半数以上が乗り替わりですので、なんとか決めたいですね。
編 よろしくお願いします。では、新良さんの結論をお聞かせいただけますか?
新 川田将雅騎手から岩田望来騎手に乗り替わる⑫ヴァリアメンテに注目しています。
編 川田騎手は上位人気が予想されるファルコニアを選ぶかたちになりました。ヴァリアメンテはお手馬というわけではありませんので、この乗り替わりは仕方のない面もありますかね。
新 過去実績や近走内容を考えれば、ファルコニアの一択でしょう。ですので、空いた鞍上にリーディング上位の岩田望騎手が収まったのは、大きな悲観材料にはならないと思います。
編 とはいえ、この馬は中内田充正厩舎の馬ですよね。川田騎手と厩舎の関係を踏まえると、どうしてもマイナスのイメージが……。
新 それが自然の感覚でしょう。でも私は、人気落ちが必至なので、馬券的にはむしろ妙味が増したのではないかと前向きに考えています。鞍上弱化でも、大幅というわけではありませんから。
編 なるほど。川田騎手の継続騎乗だったら、それだけで売れてしまいますので、配当面を考えるとこの乗り替わりはプラスに考えられるわけですね。
新 都合のいいとらえ方かもしれませんが、そうなります(笑)。でも、岩田望騎手というのがいいんですよ。評価できる要素はたくさんありますから。
編 そうなんですね。どのあたりを高評価できるのでしょうか?
新 まず、中内田厩舎といえば川田騎手、というのは当然なんですが、じつは岩田望騎手も主戦のひとりになりつつあるんですよ。現在は藤岡佑介騎手に次ぐ3番手くらいのポジションで、成績も悪くありません。藤岡佑騎手は北海道に滞在していますので、この小倉開催では実質2番手のようなもの。陣営は勝負を捨てていないと思います。
編 川田騎手の騎乗は叶わなくても、大きく評価を下げる必要はないと?
新 その通りです。岩田望騎手は小倉芝1800mで2019年以降、勝率12.1%と上々の成績を記録していますので、舞台も悪くありません。
編 岩田望騎手は先週もけっこう馬券圏内に来ていましたので、調子は良さそうですね。
新 今年は重賞を勝ちましたし、昨年を上回るペースで勝利を量産しています。川田騎手と比べるのはかわいそうですが、頼りがいのあるジョッキーのひとりになったことは間違いありません。ここは好プレーに期待しましょう。
編 ヴァリアメンテは2走前に3勝クラスを勝ち上がり、古馬になって初オープンとなった前走は6着でしたが、重賞でも通用しそうでしょうか?
新 ハンデ戦で斤量が2キロ減りますから、まったく太刀打ちできないということはないでしょう。デビュー以来の最低着順は6着で、大敗しないタイプですから、オープン馬相手でも互角に戦えると思います。
編 小倉芝1800mという舞台に対する適性は?
新 3勝クラスをマイルで勝ち上がりましたが、芝1800mの【2.0.1.1】という戦績が示す通り、本質的には千八が向くタイプと評価しています。先ほども言ったように条件を問わず安定していますので、初の小倉もこなしてくれるはずです。
編 ヴァリアメンテにとって、このレースがマイルではなく千八で施行されるのは、歓迎材料になるかもしれないということですね。
新 はい。その可能性は十分にあります。
編 買いごろのオッズを示してくれそうですので、馬券が楽しみですね。
新 ヒモとしてはもちろん、アタマで狙ってみても面白いと思います。人馬ともに頑張ってもらいましょう!
中京最古の重賞で、2012年に2000m戦からマイル戦にリニューアル。ハンデ戦ながらも、2000m戦時代からトップホースの参戦が多く見られるレースで、第38回(1990年)のオサイチジョージ、第39回(1991年)のレッツゴーターキン、第43回(1995年)のチョウカイキャロル、第47回(1999年)のエリモエクセル、第48回(2000年)のメイショウドトウ、第50回(2002年)のツルマルボーイ、第58回(2010年)のシャドウゲイトなど、G1馬やのちのG1馬による勝利は枚挙にいとまがない。マイル戦になってからは、第60~61回(2012~2013年)をフラガラッハが連覇。第62回(2014年)は、皐月賞2着、マイルチャンピオンシップ1着の実績を持つサダムパテックが制した。
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