松島特別(11日、福島11R、3歳上1000万下、定量、芝2000メートル、1着本賞金1480万円=出走12頭)内田博騎乗の1番人気ドリームノクターン(美・斎藤誠、牡4、父スターオブコジーン)が4角手前で先頭に立ち、そのまま押し切り勝ち。準オープンからの降級初戦で力の違いを見せつけた。1分59秒4(良)。17戦4勝。2着には2番人気のマジックビクトリア、3着に3番人気のアースシンボルが入り、人気通りの堅い決着となった。
まさに自由自在なレース運び。全国リーディングのトップを独走中の内田博幸騎手の好騎乗が光った勝利だった。
後続を10馬身以上離して逃げていた2頭が3角手前で一気に馬群にのみ込まれる。ドリームノクターンはその機を逃さずに一気に外からマクリをかけて先頭に立った。直線ではリードを広げて、追い込んだマジックビクトリアに1馬身半差をつけての完勝。「準オープンで頑張っていた馬だからね。下の条件だから自在に動けた。跳びが大きい馬だから、早めに動ければ楽だよね。直線はそのままスピードに乗って押し切れた」と、内田博騎手は会心の騎乗にニッコリ。「ここでは力が違ったね」と馬自身の頑張りも称えていた。