金言録2024年10月21日
【菊花賞2024】勝ち馬予想の金言録「菊花賞は満足感と寂しさの同居する結果を予想せよ」
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執筆者:のら〜り
ウマニティのニュース欄で「勝ち馬予想の金言録」「レーティングとモノサシで考える」「次走激アツ君メモ」という記事を書いています。

先般、中学時代にあるクラスが「今月の歌」として学級担任の弾くギターに合わせ「デビルマンの歌」を合唱した話を書いたが、書いているうちに懐かしくなり、昔見たアニメのテーマ曲をYouTubeで見漁り“あること”に気づいた。

昭和アニメのテーマ曲の殆どがオープニングは “明るく” “アップテンポ” でエンディングは “暗く”“スローテンポ”なのだ。

件の「デビルマン」も「ルパン三世」も「ガンバの冒険」もそう。女子に人気だった「キャンディキャンディ」もそうだし「魔女っ子メグちゃん」もそう。最初はただ面白くて調べていたが「明>暗」「動>静」の構図があまりにも多く不思議になり、その理由を考えてみた。

こんなモノはたとえ便利なネット時代でもどこにも答えはなかろうという独断と偏見で以下は私の勝手な推測だが、こういうことではないかと思う。

昭和アニメは子どもがTVにかじりついて見たモノで、見る前は「ワクワク」「ドキドキ」が満載だった。そのワクドキを増長する演出としてOPのテーマ曲が“明るく”“アップテンポ”で作られているのだ。ならばEDはどうだろう? 放送を見終わった時、多くの子供は“ある種の満足感”と“一抹の寂しさ”を覚えた訳で、この感情に寄り添うべくEDの曲は“暗く”“スローテンポ”なのではないか。職場でPCに向かいながら一人思索を巡らせ結論に辿り着いた時、思わずニヤっとし、その瞬間を生徒の一人に見られた。
「先生、何かいいことでもあった?」と訊かれて我に返り、咄嗟に
「◯◯さんが校舎に来てくれたからね(笑)」などと言ってみたが、虚を突かれた生徒は引きつった笑いを残し去っていった。

さて、この話をどう競馬に繋ごう……。OPとEDを競馬に重ねると……見えてきた、見えてきた、今週の金言が(笑)。
3冠レース最初の皐月賞がOPなら今週日曜京都競馬場で行われる菊花賞はED。今週はED金言を紹介するとしよう。

曰く「菊花賞は満足感と寂しさの同居する結果を予想せよ」。

たとえば昨年の菊花賞。新星ドゥレッツァの勝利で新たなヒーロー登場に一種の満足感があった一方、ダービー馬タスティエーラ2着、皐月賞ソールオリエンス3着の結果は一抹の寂しさを覚えた。また一昨年も、ダービー惜敗のアスクビクターモアが勝ちある種の満足感を得た一方で皐月賞馬、ダービー馬不出走に一抹の寂しさがあった。

今年の菊花賞、私の描いた物語はこうだ。主役はアーバンシック。ダービー馬との激闘の末生まれる新星に一種の満足感が生じる一方、ジャスティンミラノ不出走でダービー馬と皐月賞馬の再戦は叶わず、一抹の寂しさ。これで決まりだ。アーバンシックだ(笑)。

昭和のアニメソングを調べ、件のパターンに“あてはまらない”物件は無いかあれこれ思い出してみたら、一つだけあった。
OPもEDもガッツリ、救いようもないほど暗いテーマソングの珠玉の名作があった。果たしてそのタイトルは……。
「あしたのジョー」である(笑)。


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