mihimalist
村吉
ゼット1号
スガダイ
エース1号
UHB賞(OP、芝1200メートル)が16日、札幌競馬場で13頭によって争われ、2番人気のライトオンキュー(栗・昆、牡5)が中団外から余裕の手応えで突き抜け、通算6勝目をマークした。この後は中1週でキーンランドC(30日、札幌、GIII、芝1200メートル)に向かう。1番人気エイティーンガールは7着に終わった。 トップハンデ57キロを背負っていても、オープン特別では役者が違った。昨年の京阪杯勝ち馬ライトオンキューが、貫禄の2馬身差V。中団の外から楽にポジションを上げ、直線で軽く追い出されただけで一気に抜け出した。 「(函館スプリントS6着を)1回使っただけで全然違ったね。こんなに早く先頭に立つつもりはなかったけど、スピードが違った。でも、ここが本番じゃないし、まだ良化の余地があるよ」 古川騎手が圧勝劇を振り返る。鞍上の言う「本番」とは、次走予定のキーンランドC。昨年4着に惜敗したレースを勝つことが今夏最大のミッションで、昆調教師もこの勝利に浮かれず気を引き締める。 「洋芝はすごく走る馬だから。でも、次を勝たなきゃ意味がない」 能力全開は次戦にとってある。ライトオンキューが最高の形で大目標の一戦に向かう。(板津雄志)★16日札幌11R「UHB賞」の着順&払戻金はこちら