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1週間の密着取材で宝塚記念の勝ち馬を探り出すGI企画『東西現場記者走る』。大阪サンスポの川端亮平記者(33)は連載3日目、天皇賞・春を勝ったキタサンブラックの追い切りをチェックした。この中間は週2本ペースで併せ馬を消化して好時計を連発。仕上がりは良好で、GI2勝の4歳馬がさらに成長した印象だ。
追い切り日は、蒸し暑さを忘れるほど大忙しだった。GI出走馬が続々と朝一番のCWコースに登場。思わず目移りしそうになったが、キタサンブラックの動きをじっくりチェックした。
先行するクールヤシャマル(3歳未勝利)を目標に、道中は跳びの大きなフォームでゆったり追走。徐々に加速しながら4コーナーで内に潜り込む。馬なりで直線半ばで並びかけると、そのまま併入フィニッシュ。見た目は地味だったが、余力十分の脚いろで6ハロン81秒5、3ハロン38秒8-12秒0なら申し分ないだろう。
昨年から調整役を務める黒岩騎手(実戦は武豊騎手)を直撃すると、力強い言葉が返ってきた。
「いいですね。春3戦で緩やかに上昇しています。(GIを勝った)菊花賞、天皇賞・春のときも動きがよかったので、いいシグナルだと思いますよ」
以前は攻め駆けしないイメージだったが、この中間のCWコースでの追い切りは、質、量ともに目を見張るものがある。今月に入ってからこの日を含め、7本の併せ馬を消化。11日の6ハロン81秒1-11秒2を筆頭に、そのうち4本でラスト1ハロン11秒台を叩き出した。ちなみに、前走時は1本もなし。この変化について黒岩騎手は「4コーナーからの反応がスムーズになっていますね。それがこれまでとのコンマ3、4秒差につながっていると思う。具合がいいから自然と時計が出ている感じですね」と解説。調整役も舌を巻く成長ぶりだ。
また、週2本ペースで負荷をかけていることについて、清水久調教師は「中途半端な状態で出したくなかった。かわいそうなくらい追い切りをかけてきたけど、ケロッとしているので、手加減なく仕上げてきた」と意図を説明し、「マラソン選手のような体だった前走に比べて、はち切れんばかりの感じでたくましくなった。それだけ力をつけている。いい誤算ですね」と目を細めた。
スパルタ調教で中距離戦仕様の切れ味も引き出しに加えた。ドゥラメンテとは日本ダービー(14着)以来の再戦だが、充実一途のキタサンブラックなら押し切っても不思議はない。
★宝塚記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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