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11月17日の東京11Rで行われた第23回東京スポーツ杯2歳ステークス(2歳オープン、GIII、芝1800メートル、馬齢、16頭立て、1着賞金=3300万円)は、勝浦正樹騎手騎乗の8番人気ニシノデイジー(牡、美浦・高木登厩舎)が札幌2歳Sからの重賞連勝を決めた。タイムは1分46秒6(良)。
ゴール前は内からニシノデイジー、ヴァンドギャルド=C.デムーロ騎手、アガラス=W.ビュイック騎手、ヴェロックス=C.ルメール騎手の4頭が横並びの大激戦。中団を追走したニシノデイジーは直線、内めの馬群をさばいて進出、ハナ差先着の勝負強さをみせた。
2着に伸びたアガラス(7番人気)、さらにアタマ差遅れた3着にヴァンドギャルド(4番人気)、さらにハナ差でヴェロックス(2番人気)。R.ムーア騎乗の1番人気のルヴォルグはスタートでダッシュがつかず最後方からの競馬。道中も押しながらの追走で、直線大外を伸びたが9着に敗れた。
東京スポーツ杯2歳Sを勝ったニシノデイジーは、父ハービンジャー、母ニシノヒナギク、母の父アグネスタキオンという血統。北海道浦河町・谷川牧場の生産馬で、馬主は西山茂行氏。通算成績は4戦3勝。重賞は2018年札幌2歳S・GIIIに次いで2勝目。東スポ杯2歳Sは、高木登調教師、勝浦正樹騎手ともに初優勝。
◆勝浦正樹騎手(1着 ニシノデイジー)「ちょっとむきになったけど、それほどでもないし、道中もいい感じでした。追って甘い面があるけど、なんとか勝ってくれましたね。距離はもつと思います。本当によく頑張ってくれました。さすがにこれで、みんな注目してくれるんじゃないですか」
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