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第59回京阪杯(30日、京都12R、GIII、3歳上オープン国際(特指)、別定、芝・内1200メートル、1着本賞金3800万円 =出走18頭)田中健騎乗で5番人気のアンバルブライベンが、好スタートから先手を奪うと、直線に入っても脚いろは衰えず、逃げ切って重賞初制覇を決めた。タイム1分8秒3(良)。2着には11番人気のサドンストーム、3着は15番人気のサカジロロイヤルが入った。1番人気のレッドオーヴァルは9着に終わった。
◆田中健騎手(アンバルブライベン1着) 「強かったですね。サカジロロイヤルにこすられる形になっても踏ん張って、押し切ってくれました」
◆秋山騎手(サドンストーム2着) 「クセもなく乗りやすかった。外枠でもロスなく乗れた」
◆国分優騎手(サカジロロイヤル3着) 「よく粘ってくれました。もともと、重賞でもと思っていた馬です」
◆池添騎手(レッドオーヴァル9着) 「内枠でごちゃつき、持ち味を出せなかった」
アンバルブライベン 父ルールオブロー、母チェリーコウマン、母の父スプレンデイドモーメント。鹿毛の牝5歳。栗東・福島信晴厩舎所属。北海道新ひだか町・フジワラフアームの生産馬。馬主は伊藤信之氏。戦績は24戦7勝。重賞初勝利。獲得賞金は1億4230万1000円。京阪杯は福島信晴調教師が1991年イクノディクタスに次いで2勝目、田中健騎手は初勝利。馬名の意味由来はボールをキープする(ドイツ語)が転じて、がんばること。
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