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欧州秋競馬の総決算と言うべきレースでもあり、その路線は確立されている。主な前哨戦として挙げられるのは次の5レースだ。
(1)ニエル賞(仏=ロンシャン、芝2400メートル、GII、3歳牡牝)(2)フォワ賞(仏=ロンシャン、芝2400メートル、GII、4歳上牡牝)(3)ヴェルメイユ賞(仏=ロンシャン、芝2400メートル、GI、3歳上牝馬)(4)アイリッシュチャンピオンS(愛=レパーズタウン、芝10ハロン、3歳上)(5)バーデン大賞(独=バーデンバーデン、芝2400メートル、3歳上牡牝)
過去10年の連対馬20頭とその前哨戦を列記してみる。【04年】(1)バゴ=ニエル賞・3着(2)チェリーミックス=仏GIIドーヴィル大賞1着【05年】(1)ハリケーンラン=ニエル賞・1着(2)ウェスターナー=バーデン大賞・3着【06年】(1)レイルリンク=ニエル賞・1着(2)プライド=フォワ賞・3着【07年】(1)ディラントーマス=愛チャンピオンS・1着(2)ユームザイン=バーデン大賞・4着【08年】(1)ザルカヴァ=ヴェルメイユ賞・1着(2)ユームザイン=英GIキングジョージ・3着【09年】(1)シーザスターズ=愛チャンピオンS・1着(2)ユームザイン=バーデン大賞・3着【10年】(1)ワークフォース=英GIキングジョージ・5着(2)ナカヤマフェスタ=フォワ賞・2着【11年】(1)デインドリーム=バーデン大賞・1着(2)シャレータ=ヴェルメイユ賞・3着【12年】(1)ソレミア=ヴェルメイユ賞・3着(2)オルフェーヴル=フォワ賞・1着【13年】(1)トレヴ=ヴェルメイユ賞・1着(2)オルフェーヴル=フォワ賞・1着※注意=「キングジョージ」は、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス
連対した20頭のうち、17頭は前記した重要ステップレースからの臨戦だった。英GIキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスからの臨戦も2頭が連対しているが、このレースは7月下旬の施行。凱旋門賞までに2カ月あまりの期間があるだけに、前哨戦とは表現しにくい。
ただ、このデータからはいくつかの傾向がうかがえる。
ひとつは、ニエル賞組の不振。03~06年まではニエル賞組が4連覇していたものの、ここ7年は勝ち馬どころか連対馬も出ていない。3歳馬自体は08~11年まで4連覇したように不振ではなく、ニエル賞組だけが不振となっている。今年の勝ち馬エクトは高い評価を得ているが、気になるデータだ。
また、過去10年の勝ち馬のうち8頭が3歳馬と圧倒的に強いが、2着になると逆転して10頭中8頭が4歳以上。一般的に言われる「斤量の軽い3歳馬が有利」なのは確かだが、4歳以上の馬が苦戦し続けているとも言い切れない。
連対した20頭のうち、18頭までが前走成績は1~3着。残り2頭も4、5着なので、前哨戦で6着以下に敗れた馬は苦戦必至と言えるだろう。
ただ、今年はアヴニールセルタンが仏GIIノネット賞、タグルーダが英GIヨークシャーオークス、日本馬3頭もそれぞれ安田記念、札幌記念以来の臨戦で、上位人気馬の多くが、いわゆる“別路線組”となった。新たな歴史が刻まれて、今後の凱旋門賞の指針となるのか、それともエクトがニエル賞組の復権を果たすのか、はたまた予期せぬ伏兵が登場するのか。93回目の大一番は、データ面からも注目される。
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