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骨折からわずか3週間、グランプリでの高速復帰へ-。3日の落馬で右鎖骨を骨折した福永祐一騎手(40)が20日の調教に騎乗し、有馬記念(25日、中山競馬場、GI、芝2500メートル)が行われる今週末の復帰を決めた。同騎手はサンケイスポーツに独占手記を寄せ、万全の体調をアピール。シュヴァルグラン(栗東・友道康夫厩舎、牡4歳)とのコンビで挑む一戦への意気込みを披露した。レースは21日、公開抽選会で枠順が決定。馬券は23日から発売される。
3日の阪神競馬での落馬負傷で右鎖骨骨折を負ってから2週間あまり。みなさんにご心配をおかけしましたが、今週23日、金曜日の阪神競馬から復帰します。
火曜朝、栗東で負傷後初めて調教に騎乗しました。今週デビューする2歳馬の追い切りで、パワーのあるタイプだったので少し行きたがるところはありましたが、そこでグッと抑えたときに肩や鎖骨に痛みが出たり、力が入らなかったりというのがありませんでした。ただ乗れる、という状態で復帰しても迷惑がかかるので、万全じゃないと戻れないと考えていましたが、これならいける、と改めて確信を持てました。前回は3カ月半のブランクがあったので体が鈍っていた部分もありましたが、今回は2週間あまり。きょう水曜の追い切りにも騎乗すれば、筋肉の張りなども戻ってくると思うので、万全の状態で復帰できると思います。
前回の負傷時もお世話になった下鴨病院の森先生がすぐに復帰できるように考えて執刀(プレートを埋め込む手術)してくれたり、妻(フリーアナウンサーの松尾翠さん)が化骨(骨の形成)にいい食事を毎日作ってくれるなど、多くの方々が技術と手間をかけてくれたおかげで、今は何の不安もありません。それに応えるためにも結果を出さないといけないと思っています。
さて、ここからは年末の大一番、有馬記念でコンビを組むシュヴァルグランの話をしましょう。前回のジャパンC3着は、クラシックディスタンス(2400メートル)でもめどが立つ競馬でした。誤算だったのは、勝負どころでの反応。4コーナー先頭くらいのイメージでロングスパートをかけようと早めに動いていきましたが、逆にペースが上がったところで少し置かれてしまいました。春に比べて体に幅が出てパワーが増しましたが、ややもたつく面もでてきましたね。
前回も仕上がりは良かったですが、さらにもう一枚そぎ落とす仕上げが可能だと感じたので、友道調教師や厩舎スタッフと話し合いました。今回は1週前追い切りをビッシリやって、写真で見ただけでも体つきが違います。秋3戦目で年内最後の一戦なので、メイチの仕上げで臨めそうです。
3月の阪神大賞典のように内回りコースでも器用な立ち回りができるので、初めてでも中山コースは合うと思います。コーナーが多いコースの方が、速い脚が求められなくなるので、道中で動きやすくなります。距離が100メートルでも延びるのもいいですね。自在性があるので、位置取りや戦法はレースの流れ次第。あとは枠順が出てからイメージを膨らませます。
落馬負傷後、佐々木主浩オーナーや友道調教師は「ユーイチがいけるなら」と、早くから待っていてくださいました。その気持ちに応えたいですし、シュヴァルグランとは前回の復帰後に初めて重賞を勝った縁もあります。人馬ともに万全の状態なので、いい形で2016年を締めくくれるように全力を尽くします。 (JRA騎手)
★有馬記念の枠順はこちら
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