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9日の京都2R3歳新馬(ダート1200メートル)は、尾島徹騎手(笠松)騎乗の7番人気キネオキャノン(牡、栗東・西園正都厩舎)がイン追走から直線外に持ち出して差し切り快勝。タイムは1分13秒4(重)。
バトルフェイスが先手を取り、トレサビリティー、シゲルソウシュウ、スターペスユウコなどが続く。人気のメイショウゲキテキも好位からレースを進めた。直線に向いてもバトルフェイスは粘りを見せたが、好位のインにいたキネオキャノンがスムーズに外に持ち出すと、尾島騎手のゴーサインにこたえて鋭い伸びを見せ鮮やかな差し切り勝ち。1Rの岡部誠騎手に続いて、東海地区の名手が京都の朝を盛り上げた。1馬身1/4差2着に11番人気のスターペスユウコが入り大波乱。さらに1馬身1/4差の3着に5番人気のバトルフェイスが逃げ粘っている。
キネオキャノンは、父ストラヴィンスキー、母アマビリータ、母の父ダンシングブレーヴという血統。祖母プライムステージはGIII札幌3歳S、同フェアリーSの勝ち馬。
これがJRA2勝目となった尾島騎手は「直線で切れてくれましたね。スタートは決まったし、その後の脚も速かったし、道中も楽でした。1200メートルちょうど良かったのかもしれませんが、折り合いは付くし、素直だし、距離が延びても大丈夫そうです」とセンスある勝ち方を褒め称えていた。
★9日京都2R「3歳新馬」の着順・払戻金はこちら
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