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25日の京都10R若駒ステークス(3歳オープン、芝2000メートル)は、川田将雅騎手騎乗の1番人気トゥザワールド(牡、栗東・池江泰寿厩舎)が直線で抜け出し、余裕十分の3連勝。タイムは2分0秒0(良)。なお、人気の一角が予想されたアトムは出走取消となっている。
好スタートを切ったニシノデンジャラスが気っぷのいい逃げ。離れた2番手にウイントゥモローがつけ、さらにサンライズレーヴと続く。縦長でほぼ一列棒状の展開。人気のトゥザワールドは6番手から5番手へと位置を上げて、4コーナーでは先頭まで差をわずかに詰めた。内回りで各馬が密集した形になり直線へ。追い出されるとトゥザワールドがきっちりと抜け出し、追撃する2頭を退けて3連勝を達成した。トゥザワールドをマークする形でレースを進めた3番人気ミヤビジャスパーが1馬身1/4差の2着。最内を突いて伸びた4番人気のアドミラルシップがさらにクビ差の3着だった。なお、2番人気のモンドシャルナは最後方から差を詰めたものの、4着に終わっている。
トゥザワールドは、父キングカメハメハ、母トゥザヴィクトリー、母の父サンデーサイレンスという血統。通算成績は4戦3勝となった。
川田騎手は「ゲートもスムーズだったし、先々を考えて後ろめから。といってもこの頭数でしたからね。問題はなかったし、直線はサラッと勢いをつけた程度でしたから。まずは無事に勝ててよかったです」と着差以上に余裕のあった3連勝を振り返っていた。
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