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2010年ダービーと12年天皇賞・秋の両GIを制したエイシンフラッシュ(栗・藤原英、牡6、父キングズベスト)の引退式が23日、中山競馬場で行われた。
藤原英調教師や内田、ミルコ・デムーロ両騎手らが見守る中、芝コースでゴールとゴールから100メートル付近までの間を常歩(なみあし)で往復。ファンに別れを告げた。
平井克彦オーナーは「亡き父・平井豊光にとってかけがえのない馬で、馬主人生36年目で初めてダービーオーナーの称号を与えてくれました。種牡馬として第2の人生がスタートしますが、父に似たハンサムで美人な子供が誕生すると思いますので応援してください」と語った。
19日に右前球節の捻挫が判明し、22日の有馬記念を回避。23日付で競走馬登録を抹消した。ラストランは11月24日のジャパンC(10着)。今後はオルフェと同じく北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬となる。
通算成績は27戦6勝(うち海外2戦0勝)。重賞は10年GIII京成杯、13年GII毎日王冠を含め4勝。獲得賞金は7億8711万6400円(うち海外3104万4400円)。
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