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10月29日の京都11Rで行われたスワンステークス(3歳以上オープン、GII、芝・外1400メートル、18頭立て、1着賞金=5900万円)は、川田将雅騎手騎乗の2番人気サトノアラジン(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)が大外から一気に突き抜けて重賞2勝目を挙げた。タイムは1分20秒7(良)。サトノアラジンはスタートでグッと控えて後方集団を追走。直線は大外から力強く伸びて後続を突き放した。これで芝1400メートルは2戦2勝。
◆川田将雅騎手「いいリズムで運んで、直線でいい脚を使えるように、そう考えて乗っていました。はじめから外に出そうという計画でしたので、迷うことなく外に出しました。春は安田記念で思うような競馬ができず、いい結果を残せなかったのですが、現状の仕上がりでこれだけの結果が出せましたので。次のマイルチャンピオンシップに、楽しみをもって向かいたいと思います」
1馬身1/4差の2着には好位を追走して直線は外から伸びたサトノルパン(8番人気)、さらにハナ差遅れた3着に逃げ粘ったエイシンスパルタン(6番人気)。
スワンSを勝ったサトノアラジンは、父ディープインパクト、母マジックストーム、母の父ストームキャットという血統。北海道安平町のノーザンファームの生産馬で、馬主は里見治氏。戦績は21戦7勝。重賞は2016年京王杯スプリングカップ・GIIに次いで2勝目。池江泰寿調教師、川田将雅騎手はともにスワンSは初優勝。
★29日京都11R「スワンステークス」の着順&払戻金はこちら
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