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この秋も好評連載でお届けするGI企画『東西現場記者走る』。スプリンターズS(10月2日、中山、芝1200メートル)は初登場となる東京サンスポの新鋭・千葉智春記者(32)が担当する。連載3日目は、高松宮記念2着以来となるミッキーアイルの追い切りに熱視線を送った。休養明けで仕上がり具合はどうなのか、前走で惜敗したビッグアーサー打倒への勝算はあるのか-。陣営に迫った。
28日の栗東トレセンは朝6時の開門前から雨。水分を含んだ坂路をスプリンターズS出走馬が次々と駆け上がる。3日目のターゲット、ミッキーアイルも登場。モニターに向けた視線に、より熱が入った。
春の高松宮記念ではビッグアーサーに3/4馬身差の2着。大きな力差はない。ただ、今回は約半年ぶり。1週前は僚馬に併走遅れと完調手前を感じさせただけに、仕上がり具合が気になっていた。
ランウェイワルツ(OP)と併走し、スタートから12秒台前半のハイラップを刻む。残り400メートルあたりで相手を置き去りにすると、2秒8突き放してゴールした。ラスト1ハロンは13秒3と時計を要したが、4ハロン50秒0はこの日の一番時計。サンケイスポーツ調教評価も最上級の『S』を獲得だ。
「休み明けだから、MAXでやりたかった。先週は追いかけて負けたので、最初から併せて。横に馬がいたぶん掛かり気味だったけど、時計はめちゃくちゃ速いし、しっかりやれた」
見届けた音無調教師も納得の表情でうなずく。自己最速は高松宮記念時の同49秒7だが、今回は雨で重い馬場。前走時とデキは遜色なさそうだ。騎乗した松山騎手の感触からも裏付けられる。
「1週前は“乗りやすい”と思ったが、きょうは腕がパンパンになるくらい押さえきれない手応え。前走の追い切り時もこんな感じだったし、同じくらいの状態にある」
デキは最高潮。あとは全7勝が逃げ切りだけに、どういうレースをするかだが「理想はハナだけど、番手でも大崩れはしない」と音無調教師は言い切る。確かに、高松宮記念も3番手からしぶとく伸びて2着。その一戦も「4コーナーで不利があったからね。前の2頭を避けて、だいぶ外に振られた」。トレーナーは力負けと思っておらず、控える競馬でも勝つ自信を見せる。
昨年の当レースで0秒2差4着と、中山コースの適性も上々。ビッグアーサーへのリベンジも十分ありそうだ。(千葉智春)
★スプリンターズステークスの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
千葉 智春(ちば・ともはる) 1984年6月25日生まれ、32歳。千葉県出身。幼い頃から中山競馬場の近くで過ごし、競馬と出合う。早大4年時の2008年に僚誌・週刊ギャロップ編集部へ。今年1月サンスポに異動。「ローリスク・ハイリターン」が理想で、3月19~21日の3日間開催では4重賞を全て的中。7月3日の中京12Rでは3連単36万5450円を的中した。
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