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5日の東京10RブリリアントS(4歳上オープン、ダート2100メートル)は、江田照男騎手騎乗の9番人気ナリタシルクロード(牡6歳、栗東・崎山博樹厩舎)が直線で抜け出してV。オープン初勝利を飾った。タイムは2分10秒1(良)。
スタートで2番人気のトウショウクラウンが大きく躓く波乱の幕開け。トウショウフリークが逃げてナリタシルクロードとラッキーバニラが直後を追走して、1番人気のユーロビートは中団からレースを進めた。ナリタシルクロードが早めにトウショウフリークにプレッシャーをかけ、ユーロビートも外から気合をつけて押し上げて行くが、反応は今ひとつ。江田照騎手のムチに応えてグイッと伸びたナリタシルクロードが、ゴール前で強襲してきた4番人気タガノロックオンを封じてクビ差粘り切った。1馬身1/4差の3着には5番人気トウショウフリークが逃げ残っている。
ナリタシルクロードは、父スペシャルウィーク、母グリーンインディ、母の父A.P.Indyという血統。通算成績は40戦6勝となった。
江田照騎手は「以前に乗って癖は分かっていたし、比較はつかないけど体が前走から絞れていたのも良かったみたい。積極的な競馬をしようと思っていたし、遊ばせないようにだけ気をつけて運んだ。最後は持ち味のしぶとさを発揮してくれたし、何とかしのいでくれたよ」と会心の勝利を振り返っていた。
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