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淀短距離S(14日、京都11R、4歳上オープン国際、別定、芝・内1200メートル、1着本賞金2100万円 =出走16頭)2番手に付けた幸英明騎乗の5番人気アイラブリリ(栗・福島信、牝4、父ストラヴィンスキー)がゴール前の競り合いを制し、オープン初勝利をあげた。15戦5勝。タイム1分10秒2(重)。ハナ差2着に11番人気メイショウデイム。1番人気シュプリームギフトは中位を進んだが、12着に終わった。
道中、2番手を追走したアイラブリリは、手応え良く直線に入る。ラスト100メートルで抜け出すと、最後はメイショウデイムの猛追をハナ差しのぎきった。
「53キロのハンデも良かったし、重馬場にもノメらずに走ってくれた。早めに抜け出してソラを使って(気を抜く)しまったのは、ボクの反省点。着差以上に強い内容でした」と幸英明騎手が振り返った。
福島信調教師は「道悪で踏ん張れたことが成長の証しですね。先々が楽しみです」とコメント。次走はシルクロードS(27日、京都、GIII、芝1200メートル)で重賞初制覇を目指す。(佐藤将美)
◆川須栄彦騎手(メイショウデイム2着)「1頭分スペースがあったけど、ジワッと寄られてしまった。それでも、この馬場でよく走ってくれました」
◆クリストフ・ルメール騎手(サドンストーム3着)「馬場を気にするところはあったが、最後はいい脚を使ってくれた」
◆秋山真一郎騎手(シュプリームギフト12着)「馬場が悪くノメッていた。いつもの反応がなかった」
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