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12日の阪神11R仁川ステークス(4歳上オープン、ダート2000メートル)は、小牧太騎手騎乗の1番人気アポロケンタッキー(牡4歳、栗東・山内研二厩舎)が中団追走から余裕たっぷりに差し切って完勝。昇級初戦であっさりとオープンの壁を突破した。タイムは2分4秒3(良)。
クリノヒマラヤオーが先行策。フォローハートは無理に競らず2番手に控え、離れた3番手にキングノヨアケ、ミヤジタイガが続く。さらに離れた5番手に人気のアポロケンタッキー。人気を分け合ったドコフクカゼは後方からの競馬となった。流れが落ち着いたレース中盤にドコフクカゼは外から追い上げてアポロケンタッキーの直後に取り付く。勝負どころでは各馬も前との差を詰めるが、アポロケンタッキーは抜群の手応えで直線へ。アポロの小牧騎手は追い出しを我慢する様子を見せ、ドコフクカゼが接近するのを見届けてからゴーサイン。その合図に反応してあっさり突き抜けたアポロケンタッキーが、そのままリードを広げて2馬身1/2差で完勝した。2着は2番人気のドコフクカゼで、このレース3年連続の2着となった。さらに1馬身3/4差の3着には後方追走から直線で伸びた10番人気の伏兵アメリカンウィナーが入っている。
アポロケンタッキーは、父Langfuhr、母Dixiana Delight、母の父Gone Westという血統。通算成績は13戦5勝となった。
小牧騎手は「力があると思って、押して出して行ったが、位置取りは完璧だった。まだ緩いところがあるし、これから良くなる。能力も高いよ」と初めてコンビを組んだパートナーの資質を絶賛していた。
★12日阪神11R「仁川ステークス」の着順&払戻金はこちら
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