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中央競馬ニュース
〔本紙の狙い〕エーシンエフダンズを本命に推す。前走のトリトンＳは追い込み届かず３着。位置取りやハンデの差が出ただけで、悲観する内容ではなかった。遠征続きで中１週のローテーションとなるが、調子落ちはなく、状態は変わらずいい。別定戦となるのはプラスで、中山芝１２００メートルは【１・２・０・０】と得意。２走前はＧＩＩＩオーシャンＳを勝つアーバニティの２着に粘っており、その中身も濃い。この枠順ならば、無理なく２、３番手からレースを進められるはずで、自慢の先行力を存分に生かせる。相手関係からチャンス大だろう。
ファルカタリアが相手の筆頭。前走はデビュー戦以来の芝のレースのため、行き脚がつかなかったが、直線の伸び脚は目立った。上積みは見込めるので、スムーズなら前進が見込める。シルクプラチナムが▲。状態は前走以上。馬格があるので５７キロでも踏ん張れる。
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同じコースで行われた２月の韓国馬事会杯の上位馬がそろって出走してきた。勝ったアーバニティは連闘でオーシャンＳを勝っているように、レースレベルは高かった。（３）エーシンエフダンズは、韓国馬事会杯２着のあとに出走した前走のトリトンＳでは「ゆっくり構えて乗りすぎたね。位置取りの差だよ」と藤岡健調教師が話すように本来の先行策が取れず３着に敗れた。中間は使い詰めながらもきっちり調教を消化してデキは万全だ。「相性のいい中山コースで、２走前に乗っている藤田騎手なら、本来の競馬ができるはず」とトレーナーは巻き返しに期待している。
（６）ファルカタリアは、デビュー戦以来となる久々の芝だった前走の韓国馬事会杯４で着と好走した。「久々の芝でスタートはひと息だったが、ラストの脚は良かった。収穫のあるレースだった」と加藤征調教師は敗れはしたが手応えをつかんでいる。「ここを目標に短期放牧を挟んで順調にきている」と前走以上の結果が期待できそうだ。
ファルカタリアに前走で先着したのが（２）シルクプラチナムだ。前日は北の角馬場で調整。「使いながら良くなっている。ハナにこだわらなくても競馬はできる」と尾形調教師。（１４）ダイワシークレットは、稍重馬場だった前走では１０着と大敗したが、デキ落ちはなく前日は坂路２本で軽快なフットワークを見せた。「前走は道悪で進んでいかなかった。良馬場なら」と鹿戸雄調教師は巻き返しを期す。
（４）ハネダテンシは休み明けの前走で６着とマズマズの内容だった。金曜は北の角馬場で調整した。「前回は休み明けでやや太めが残っていた。叩いて上積みはありそう」と福本調教助手。（５）レッドビームシチーは、昨年１２月の市川Ｓで２着とこのクラスでも実績は残している。「仕掛けどころの難しい馬だけど、今回は勝っている鞍上だからね」と中野栄調教師は【１・０・１・１】と相性のいい横山典騎手の手綱さばきに期待を寄せる。
（１）ワンダークラフティは昇級戦の前走は１７着と大敗したが、２走前に勝っている中山コースで前進は可能だ。「動きはいいのでここは見直したい」と松永幹調教師。（７）メイビリーヴはＰコースでキャンター。馬体の張りは満点で体調の良さがうかがえる。「体調はいいし、ここまで順調にきている」と松山康調教師。
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