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《栗東》阪神JFを勝ち、中間は栗東に滞在して調整しているアスコリピチェーノ(美・黒岩)は、北村宏騎手を背にCWコースでルージュエヴァイユ(OP)と併入。馬なりのまま、6ハロン82秒2-11秒2をマークした。鞍上は「しっかりと(ルージュに)くっついていけていましたし、リズムも良かったです。雨が降っても上手に走れていました」と好感触を伝える。
同2着で同じく栗東滞在中のステレンボッシュ(美・国枝)は、CWコースで一杯に追われるハヤヤッコ(OP)を尻目に馬なりのまま2馬身半先着。6ハロン82秒2-12秒1で駆け抜けた。国枝調教師は「馬場が悪い中でも一生懸命走っていたね。良かったと思います。若い牝馬のわりにどっしりとしていて、そうう性格の余裕のある馬だね」とうなずく。
フィリーズR2着で、栗東で調整を進めているコラソンビート(美・加藤士)は、矢作厩舎の2頭と併せて最先着。余裕のある手応えで、6ハロン79秒8─11秒7の好タイムを計時した。伊藤助手は「パワフルに走っていました。ジュベナイル(阪神JF)よりも折り合いがつくようになっている印象です」と納得の表情を浮かべる。
チューリップ賞を鮮やかに差し切ったスウィープフィート(庄野)は、坂路でアリエスキング(3歳1勝)にクビ遅れ。それでもラスト1ハロン12秒1(4ハロン54秒3)と力強く駆け上がった。庄野調教師は「順調です。数も使ってきて、レースでも最後まで走っているので、疲れがでないよう調整しています。馬は元気いっぱいで折り合いも良くなっています」と力を込める。
フィリーズRを逃げ切ったエトヴプレ(藤岡)は、坂路でモズゴールドバレル(OP)にクビ先着。4ハロン52秒9─12秒8を楽な手応えでマークした。藤岡調教師は「馬場も悪かったし、そんなにやらくてもいい。動きの感じは良かったです」と満足げな表情。
エルフィンSを勝ったライトバック(茶木)は、CWコースでの3頭併せで最先着。6ハロン80秒6─11秒7と鋭く伸びた。茶木調教師は「力が違うので突き抜けた感じでしたね。出られるかどうかわかりませんでしたが、信じて調整して思っていた通りにこられています」と順調ぶりをアピール。
チューリップ賞3着ハワイアンティアレ(松永幹)は、4ハロン52秒8─12秒3で登坂。セングンバンバ(未勝利)に3馬身先着した。松永幹調教師は「良かったですね。調教で動く馬ではあるけど、楽に上がっていましたからね。小柄な馬ですがいい走りをします」と好調キープを強調する。
アネモネS2着で、栗東滞在中のテウメッサ(美・金成)は、岩田望騎手を背にCWコースで6ハロン83秒9─11秒3。鞍上は「動きは良かったですし、操縦性の高い乗りやすい馬でした。1600メートルは合っていると思います」と好感触をつかんだ様子。
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