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「ヘビに睨まれたカエル」ということわざがある。恐怖する相手と対峙した時、動けなくなることの喩えだが、子供の頃虫採りやカエル採りをさんざんやった私に言わせれば、このことわざは真実を言い当てていない。
バッタでもカエルでも、あるいはもっと卑近な例を挙げれば私を含め嫌いな人が圧倒的に多いと思うが“G”の異名を取るゴキブリでさえ、野生動物の多くは危険を感じた時にまず動きを止める。それは本能からくる動きで、相手に“まだ自分は見つかっていない”と仮定した上での行動だ。次の瞬間いよいよ自分が実は見つかっている、ということを認識した途端に、バッタでもゴキブリでも、逃げ仰せるかどうかはともかく一目散に逃げ出す。それはヘビを相手に動きを止めたカエルも一緒で、実際にはカエルはヘビにすくんで動けない訳ではなく、己の“擬態”にヘビが気づいていないと信じ“動かない”だけだ。
「見られている」ことを意識し、動けなくなってしまうというのは、実は人間を含めたかなり高度な知能を持つ動物に限られ、その中でもヒトという生き物は、同じ人間の中で他の個体と比べて自分が周りにどの様に思われているかを自分なりに認識しているので、“見られる”ことで取るリアクションは十人十色だ。
さて、見られることで動きが硬くなるのは人間様だが、その人間に最も近い社会環境で生活を送るサラブレッドもまた“見られ”て様々なリアクションをする。特に人気を背負った馬がレースで“見られる”時、見る側はもちろん、その馬以外の全てだったりするわけで、全馬、全騎手に“見られ”ながらレースを進めるというのはなかなかに難しい(騎手でも馬でもないのでシランケド……)。その難しいレースを走った結果が見事に出ているのが、今週土曜中山競馬場のメイン競走、ダービー卿チャレンジトロフィー。同レースの予想に寄せ、今日はうってつけの金言を紹介するとしよう。
曰く「ダービー卿CTは1番人気を切れ」。
同レースの過去10年の結果を振り返ってみると、1番人気に応えて見事勝った馬は海外を含めG1を6勝したモーリスただ一頭。モーリスを除けば、3着以内に対象を広げてみても、その数わずか2頭で、歴史の中で1番人気の馬たちはことごとく他馬に“見られ”動きを封じられてきた。
セッションはマイルの重賞で2着2回。直近のレーティングも109と比較的高いが、今回のメンバーで1番人気になるとは到底思えず、1番人気を差し切る候補としてはまさに最適な候補。57kgの斤量も好ましく、漸く重賞初優勝のチャンスが舞い込んだ。
大好きなスーパー銭湯で裸になると、時々ジロジロ見られることがある。“でぶ”を認識している私のリアクションは勿論、かの石川啄木先生の“ぢっと手を見る”ならぬ“ぢっと腹を見る”(笑)。(痩せないと……)その度思うのだが、胆石も除去して怖いものが無くなった今、爆食を遮るものは何もない。……どもならん(笑)。
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