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《栗東》 菊花賞5着サヴォーナ(中竹、牡4)は坂路で単走。一杯に追われて4ハロン52秒0─12秒2で駆け上がった。中竹調教師は「迫力のある、この馬らしい動き。中間はCWコースでの追い切りを混ぜながら、距離を意識した調整をやってきています」と説明した。
京都大賞典4着ヒンドゥタイムズ(斉藤崇、騸8)は団野騎手(実戦はルメートル騎手)を背に、CWコース併せ馬でクビ先着。6ハロン86秒2─11秒5を強めに追われてマークした。鞍上は「具合はいいと思います。手先が軽くて、走れているなという感じがありました」とうなずいた。僚馬でアンドロメダS3着ヤマニンサンパ(牡6)は坂路で一杯に追われて、4ハロン53秒8─12秒9をマーク。併せ馬で2馬身遅れた。斉藤崇調教師は「放牧を挟んでここを目標にやってきました。右回りは安定して脚を使ってくれる。あとは4コーナーでもたつくのでそこだけがどうか」とポイントを語った。
アルゼンチン共和国杯13着ディアスティマ(高野、牡7)は、坂路で4ハロン54秒6─12秒9を馬なりでマーク。高野調教師は「乗り込み十分で馬は元気。馬体の張りやツヤもいい。前回より体調はいいと思います」と順調さをアピールした。
《美浦》 京都大賞典での心房細動による競走中止明けのブローザホーン(中野、牡5)は、Wコース6ハロン84秒4-11秒7で馬なり併入。「(除外で)有馬記念は使えなかったが、順調に調整している。追い切り後は毎回、心電図を撮って今のところは問題ない。落ち着いて走れば能力的には勝ち負けになっていい」と中野調教師は強気だ。
アルゼンチン共和国杯6着ハーツイストワール(国枝、牡8)は、坂路で強めに追われて4ハロン52秒1-12秒5で併入。「前走は久々だったぶん、しまいは苦しくなったが、差のない競馬ができたのはよかった。使って良くなっているし、今は脚元の不安もない」と国枝調教師。
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