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ブリンカー再着用でハナを切った10番人気のユニコーンライオンが押し切り、昨年の鳴尾記念以来の重賞2勝目を飾った。矢作芳人調教師(61)=栗東=は昨年のパンサラッサに続く逃げ切りで連覇。国分優作騎手(31)=栗東・フリー=は、2019年小倉2歳S以来の重賞4勝目となった。次走は未定だがジャパンCに登録した。2着に3番人気のサトノセシル、1番人気のアラタが3着だった。
◆国分優騎手(ユニコーンライオン1着)「この枠が決まった段階でハナを主張するつもりでした。単騎でも集中力は途切れなかったし、最後までよく頑張ってくれました」
◆古川吉騎手(サトノセシル2着)「道中はリズム良く運べて、後続にはかわされずよくしのいでくれた。あの競馬で押し切った勝ち馬が強かった」
◆大野騎手(アラタ3着)「4コーナーではいけると思ったが、手応えほど伸び切れなかった」
◆菅原明騎手(オニャンコポン4着)「イメージしていた競馬はできた。もう少しペースが流れてほしかった」
◆江田照騎手(フォワードアゲン5着)「きついペースだったが、道中もよく食らいついて最後もジワジワと脚を使ってくれた」
■ユニコーンライオン 父ノーネイネヴァー、母ムラフカ、母の父ハイシャパラル。黒鹿毛の牡6歳。栗東・矢作芳人厩舎所属。愛国産。馬主はライオンレースホース㈱。戦績22戦6勝。獲得賞金2億2167万1000円。重賞は2021年GⅢ鳴尾記念に次いで2勝目。福島記念は矢作芳人調教師が21年パンサラッサに次いで2勝目。国分優作騎手は初勝利。馬名は「イギリス王家の象徴」。
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