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11月12日の阪神8R・第24回京都ジャンプステークス(J・GⅢ、3歳以上障害オープン、芝3140メートル、13頭立て、1着賞金=2900万円)は、黒岩悠騎手の1番人気ホッコーメヴィウス(セン6、栗東・清水久詞厩舎)が先手を奪うと終始安定した飛越を見せ、直線では後続に7馬身差をつけて逃げ切った。タイムは3分26秒2(良)。
2着には10番人気のマサハヤドリーム、さらに3馬身半差遅れた3着に7番人気のスマートアペックスが続いた。なお、ジェミニキングとアルーフクライの2頭が落馬、競走中止となり、完走は11頭だった。
◆黒岩悠騎手(1着 ホッコーメヴィウス)「ゲートをポンと出て楽に逃げられると思いましたが、終始、1馬身以内にほかの馬がいてきつい展開でした。勝負どころでは『やられるかな?』とも思いましたが、底力と根性で頑張ってくれました」
◆清水久詞調教師(同)「マークされて厳しい展開。これだけの成績を残しているし、簡単には自分の競馬をさせてもらえませんね。今後については馬本位で。中山大障害(12月24日、中山、J・GI、芝4100メートル)も頭には入っています」
ホッコーメヴィウスは、父ダイワメジャー、母ホッコーメモリー、母の父ダンシングブレーヴという血統。北海道浦河町・高昭牧場の生産馬。馬主は北幸商事(株)。戦績は38戦6勝(障害19戦5勝)。重賞は22年新潟ジャンプS(J・GⅢ)、阪神ジャンプS(J・GⅢ)に次いで3勝目。阪神ジャンプSは清水久詞調教師、黒岩悠騎手ともに初勝利。
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