中央競馬ニュース

【日本ダービー】池添兄弟2年連続タッグ プラダリアで歴史作る!

 0   3   894
シェアする  x facebook LINEで送る
【日本ダービー】池添兄弟2年連続タッグ プラダリアで歴史作る!

3歳馬の頂点を決める日本ダービーが29日、東京競馬場で行われる。ダービージョッキーの兄・池添謙一騎手(42)=栗東・フリー=と、厩舎開業8年目の弟・池添学調教師(41)=栗東=の兄弟タッグが、青葉賞勝ち馬プラダリア(牡)で参戦。青葉賞出走馬のダービー制覇なら史上初。充実著しいディープインパクト産駒でジンクスを打ち破り、池添兄弟が夢をかなえる。

今年も、兄弟タッグで夢のステージに立つ。兄・池添謙一騎手&弟・学調教師が、青葉賞を勝ったプラダリア日本ダービーに参戦。昨年のヴィクティファルス(14着)に続き、弟の管理馬に騎乗する兄が〝快挙〟の喜びをかみしめる。

「正直、これってすごいことだと思うんです。(ダービーは)厩舎にとっても出すだけで本当に大変。そこに、2年続けて兄弟で挑戦できるんですから」

兄弟の思いが、晴れ舞台への道を切り開いた。今年1月の新馬戦、未勝利ともに2着で、初勝利は3月中旬。皐月賞からダービーに目標を切り替えて挑んだ前走の青葉賞は、5番手から反応よく伸びて抜け出した。当初は京都新聞杯も検討されたが、このダービートライアルへの出走を進言したのは、兄だった。


「(京都新聞杯で)2着だと賞金的に厳しいし、僕的には〝絶対にこの馬でダービーへ〟と思ったので。初めてトレセンでまたがったときの背中がすごく良くて、弟に『これディープ(インパクト産駒)?』と聞いたくらい。その時点でこの馬でクラシックを、と意識しました」と回顧。トレーナーも「1月に未勝利を負けたときでも、(兄は)『まだダービーは諦めていない』と言っていました。ジョッキーがこの馬の良さを知ってくれています」と全幅の信頼を寄せる。

同じ東京芝2400メートルの舞台でありながら、青葉賞組はダービーで2着が最高着順。青葉賞組は勝てない―。そんな負のデータについて、ジョッキーは「そういう歴史はいつか塗り替えられますから。それが今年だったらいいですね」と一蹴する。芝2400メートルは2戦2勝。しかも未勝利―青葉賞と連勝した馬は、1994年以降でプラダリアが初めて。過去に例がないほどの上昇カーブで、ジンクスを打ち破るつもりだ。

今年で13度目のダービー参戦となる鞍上は、2011年にオルフェーヴルで制覇。JRA・GⅠ26勝を誇るダービージョッキーは「勝てばもう一度勝ちたくなる、本当にそういうレース。去年のヴィクティファルスは距離的にどうかなって思ったけど、この馬は適性があります」と意欲満々。開業8年目のトレーナーも、「バネの利いた軽い走りに、力強さも加わってきました。大きいところを一緒に勝てたらいいですし、それがこの舞台なら最高です」と力を込める。

タッグで挑む6度目のJRA・GⅠ挑戦。充実一途のディープインパクト産駒で、兄弟の夢を実現させる。(長田良三)

この記事はいかがでしたか?
ナイス (3)

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

6月16日()
マーメイドS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

6月9日()
エプソムC G3
函館SS G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
73,123万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 テーオーロイヤル 牡6
51,827万円
9 セリフォス 牡5
51,113万円
10 ナミュール 牝5
50,963万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
40,307万円
2 ダノンデサイル 牡3
38,200万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
32,053万円
4 ステレンボッシュ 牝3
28,331万円
5 アスコリピチェーノ 牝3
22,165万円
6 チェルヴィニア 牝3
21,519万円
7 シンエンペラー 牡3
19,041万円
8 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
9 レガレイラ 牝3
11,278万円
10 ライトバック 牝3
11,256万円
» もっと見る