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10日の桜花賞で今年のクラシックが幕を開ける。2010年アパパネ、18年アーモンドアイと2頭の3冠牝馬を送り出した国枝栄調教師(66)=美浦=が、昨年の2歳女王サークルオブライフで桜3勝目に挑む。今年初戦のチューリップ賞3着からの巻き返しへ、手応えは十分。〝3冠宣言〟まで飛び出した。(聞き手・漆山貴禎)
◇
--過去に2頭の3冠牝馬を管理。名牝たちと比較しても負けないサークルオブライフの長所は
「アーモンドアイはGⅠを9勝したくらいで別格だし、アパパネもGⅠ5勝だからね(苦笑)。ただ、この馬は脚元も含めて心身とも丈夫で、しっかりと調整できるのがいいところ。3冠もあり得ると思っているよ」
--入厩前から素質を感じていた
「早い段階から預託が決まっていたわけではなく、北海道の千代田牧場(新ひだか町)で初めて見たのは2歳の5月。サイズ、バランスが良かったし、女馬の割に力強さがあった。重賞、GⅠは先の話としても楽しみだと思ったよ。残り物に福があったということかな(笑)」
--オーナーブリーダーの千代田牧場にとっては2002年オークス(スマイルトゥモロー)以来のクラシック制覇がかかる
「開業当初からお世話になっているし、(飯田正剛)社長とは年代も近い。俺も(クラシックを)勝たないと怒られちゃうからね」
--今季初戦のチューリップ賞は3着
「トレセンでもカイバは食べていたけど、全体に雰囲気がピリピリしていて、もうひとつかなというところがあった。レースも内枠を引いて(好位を)取りにいったし、馬が高ぶって行きたがっていたね。決して悲観はしていないよ」
--中間の雰囲気は
「前走のダメージはない。使われてガス抜きができたし、冬毛も抜けて(馬体の)張りが良くなっている。フィジカルはいい感じ。何とかしてほしいね」
--1週前追い切りは美浦Wコース5ハロン65秒9-11秒4の好タイム
「前に馬を置いてしまいの反応は良かった。普段はビュッと動かないけど、メンコ(覆面)を外したら素軽くてやる気があった。動きは良かったと思う」
--デビュー当初と比べての進化は
「最初はフワフワしていたけど、GⅠの流れでもマイルに対応できたからね。行こうと思えばスッと行けるし、レースが上手になっているよ」
--勝てば自身3度目の桜花賞制覇
「桜花賞は一番華やかなイメージのあるレースだね。(チューリップ賞を勝った)ナミュールは強いかもしれないけど、不利なくこられた馬が結果を出せると思う。中団後ろあたりから自分のリズムを崩さずに行ければ、長くいい脚を使ってくれるはず。ゴールまでスーッと行ってほしいね」
◇
国枝 栄(くにえだ・さかえ) 1955(昭和30)年4月14日生まれ、66歳。岐阜県出身。89年に調教師免許を取得。90年に厩舎を開業し、99年スプリンターズS(ブラックホーク)でGI初勝利。2010年アパパネ、18年アーモンドアイで2度の牝馬3冠制覇を達成。4日現在、JRA通算8347戦989勝。重賞はGI21勝を含む60勝。
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