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上半期のマイル王決定戦「第71回安田記念」は、昨年の覇者で短距離界の“絶対女王”グランアレグリアの1強ムード。そんな状況を打破しようと西から乗り込むのが勢い抜群のケイデンスコールだ。今年に入って重賞2勝・2着1回と完全復活。安田隆行調教師(68)の言葉にも力がこもってきた。
◇
--今年初戦の京都金杯を12番人気で勝つと、中山記念2着、マイラーズC勝ちと完全復活
安田隆行調教師「調教を変えたりしたわけではなく、馬が走る気を出してくれたということかな。不振のころは“早熟だったのかな”と思っていたが、今、これだけ活躍できているんだから走らなかった原因は分からない」
--この中間は
「前走を勝ってすぐにここを目標にすることを決め、リフレッシュ放牧を挟んで予定どおりの調整ができている。馬体重は変わらないが、体を大きく見せているし、毛ヅヤもいい。たくましくなった印象だ」
--1週前、今週と岩田康騎手を背に坂路で追い切られた
「しまい重点の追い切りパターンが板についてきたようで、ここ2週はラスト1F11秒台。『先週よりいいですよ』と今週の追い切りのあとにジョッキーも言ってくれた。前走もすごくいい状態だと思ったが、さらに上昇曲線を描いているようだ」
--東京のマイルは久しぶり
「NHKマイルCで後方から追い上げて2着だったし、コース相性はいいと思う」
--GI獲りへの感触は
「マイラーズC同様、テンから流れてほしい。マイルのスペシャリストがそろっているだけにどこまで頑張ってくれるかだが、不安より楽しみのほうが大きいね」(夕刊フジ)
★安田記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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