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【オークス2024】トッププロ厳選の穴馬! 紐荒れ期待の一戦!? 桜花賞上位勢に牙をむく3頭は?

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【オークス2024】トッププロ厳選の穴馬! 紐荒れ期待の一戦!? 桜花賞上位勢に牙をむく3頭は?


去年はリバティアイランドという絶対的な本命馬がいましたが、今年はそこまで絶対的と言える人気馬はいない印象です。配当的には、過去数年を見ても、全部人気馬で決まることはなく、毎回二桁人気が3着以内には来ているので、いい回収を得るには、その二桁人気をどう上手く拾うかになってきそうですね。と言っても、荒れることの多いNHKマイルCなんかは、実力馬が出てきたためにそこまで荒れず……。あれだけ不利があった(注:不利を受けたことではなく、躓いたりしたこと自体を不利と書いています)桜花賞組のアスコリピチェーノがあんな強い競馬をしては、やはり「今年も人気になりそうな桜花賞組かな?」と今のところ思ってしまっていますね(^_^;)。

それでは早速上位人気想定の馬を見ていきたいと思います。

まず最初は、桜花賞ステレンボッシュ
前走の桜花賞ではさすがモレイラJというそつのない立ち回りでした。ここ2戦は比較的上手く乗られている印象もあるので、厳しい立ち回りになったときどうかですが、それでも力は上位なので、おそらく大崩れはないはずです。距離に関しては、レース内容からマイナスになることはまったくない印象です。そもそも新馬戦は大きな不利のあるなか勝利を挙げていて、あれを見たときに「普通あれでは勝てないから、この馬は強いよね」と友人と共有した馬ですし、精神力もあるとなれば、むしろ2400mはプラスになるかもしません。あとはみなさんの心配は鞍上の戸崎Jでしょうか? よく詰まるのでね……。どういった立ち回りになるか分かりませんが、今回の距離なら終始包まれるような立ち回りを避けることも可能なはず。直線に入ったとき、馬群の中にいないことだけは願っておいたほうがいいかもしれませんね(笑)。

2頭目は、桜花賞3着馬のライトバック
前走は溜める競馬に徹しての3着でしたね。一連のレース内容からもけっこう道中の行きっぷりはよく、折り合い次第の馬との印象で、前走の競馬は一発を狙うには納得の立ち回りではありました。行きっぷりがいいのは母系からも来ているのかなというイメージもあり、もしかしたら距離延長はあまりよくない可能性もあります。前走のレース内容からは、距離が延びていいと感じる人は多そうですが……。ただ、いつも書いていますが、昨今のオークス&ダービーの時期は、よほどの短距離血統でない限りそこまで距離適性は影響しないというのが持論です。この馬も、流れ次第ではあっさり上位かもしれませんね。


3頭目は、桜花賞4着馬のスウィープフィート
前走は本命にしたのですが……。直線の入りまでは完璧だったと思いますが、ライトバックが1頭だけ外にいたことにより、内に進路を切り替えざるを得ず、捌き遅れてしまいました。レース内容的には直線で捌けるか、スムーズに外に出せていれば、馬券圏内争いはもっと際どかったと思いますが、脚を余したかというとそんな感じには見えませんでした。「スムーズだったらもうちょっと上位だし、距離延長はいいかも」と見る向きは多そうですが、レースを多く見てきた人はおそらく「ん?」となったはずです。距離延長で人気するようならちょっと嫌いたい1頭ですが、ライトバックのところでも書いたように、そもそもそこまで距離適性は影響しない場面なので、枠次第では買い目に入れておかなければならないと思っています。

4頭目は、クイーンズウォーク
前走の桜花賞では3番人気で8着でしたが、前にいる内の馬が苦しくなる展開のなか、この馬は内で我慢していたので、厳しい形になってしまいました。クイーンCは外々を回って完勝と強い内容だったので、府中に変わる今回はよほど揉まれない限りあっさり巻き返してもおかしくない馬とは考えています。鞍上的にも買い目に入れておかなければならないと思いますが、正直買いたくないなぁ……。

最後に、タガノエルピーダ
前走の忘れな草賞は完勝でしたが、チューリップ賞の強い内容からは完勝して当たり前といったところではないでしょうか。鞍上の川田Jも小細工はせず(あの頭数ではすることもできませんが……)、この馬の競馬を普通にしました。ある程度流れてくれたことは経験としてプラスで、2000mも問題なくこなした点も大きいはずです。朝日杯FS、チューリップ賞の成績からも桜花賞組に見劣りするとは思えないので、上位人気の中では注目の1頭になりますね。

と、上位人気になるであろう馬たちを見てきましたが、正直ステレンボッシュは戸崎Jがドン詰まりをしなければ、馬券圏内は堅い印象です。そのほか、半数ほど近く力不足ではないかなという馬も見受けられるので、人気薄はそのあたりを上手に見極めながら買い目に入れていきたいところですね。


以上、レース見解でした。ステレンボッシュ以外の桜花賞上位勢には、多少不安要素もあるようです。例年の結果どおり、下位人気馬の激走を期待できる一戦ですかね。穴馬に指名されるのはどの馬でしょうか。


※以下、注目馬は出走確定前に選定している為、当日上位人気になる可能性、出走取り消しの可能性がございます。又、枠が確定してから見直す場合もある為、注目馬に挙げていない人気薄をプロ予想MAXで本命にする可能性もございます。


■注目馬①チェルヴィニア
人気薄ではありませんが、一応前走よりは人気が落ちるだろうというのと、注目ということで挙げさせていただきます。X(旧ツイッター)には書きましたが、前走の桜花賞は初の右回りが完全に響いた感じで、あそこまでモタレながらでは厳しく、そのうえ終始外々を回る形でした。今回は走り慣れた左回りに戻りますからね。母のチェッキーノもこの舞台で2着でしたし、巻き返してもおかしくない1頭です。

■注目馬②サフィラ
みなさんもうお忘れかもしれませんが、一応阪神JFで1番人気になった馬です。次走のクイーンCも2番人気でしたが、おそらく今回は人気が激下がりするでしょう。距離延長に活路を見い出したいところですが、兄弟にマイル前後で活躍したサリオスがいます。その点から「距離延長はマイナスでしょう」と感じる人が多いと思いますが、サリオスがいちばん強い競馬をしたのが日本ダービーなんですよね……。コントレイルがロスなく乗られたのに対して、サリオスは終始外々を回っての競馬で見せ場のある2着でした。レース内容だけをとれば距離延長はよかった可能性もあって、陣営がマイル~2000mがベストという拘りを捨てて、中・長距離を使っていたら、もしかしたらもっと活躍していたかもしれない馬です。父は違いますが、サリエラサラキアが長い距離をこなしていることからもそれを想像できますよね。そのことからも、サフィラも距離が延びる今回、一変の可能性は残しているので(できればスタミナ勝負)、人気が落ちるようなら面白い1頭になるのではないでしょうか。


■注目馬③エセルフリーダ
新馬戦では馬場の悪いところを通って頑張っていたので、注目している馬です。その後2勝したのも新馬戦の内容から納得できます。ここではちょっと荷が重いかもしれませんが、前走の2着馬はスイートピーSでも差のない2着でした。3着くらいなら可能性はありそうなので、大穴の1頭に挙げておきます。


以上、豚ミンCプロの注目馬とコメントをお届けしました。今週はチェルヴィニアサフィラエセルフリーダの3頭推奨でした。ステレンボッシュから流しても、そこそこいい配当になりそうですね。それでは、また来週お会いしましょう。



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