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中山の悪夢は中山で払拭する。皐月賞TR・スプリングSの追い切りが17日、東西トレセンで行われた。美浦では、ランドオブリバティがWコースで3頭併せで追われて併入。5ハロン70秒2と時計は水準級ながら集中力を保ったまま駆け抜け、逸走で競走中止したホープフルSの汚名返上に向けて、好仕上がりをアピールした。
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最後まで、集中力は途切れなかった。きさらぎ賞3着以来となるランドオブリバティの最終追い切りは、美浦Wコースで5ハロン70秒2-12秒7。目立つ時計ではないが、そのフットワークからは迫力が伝わってきた。
「馬の後ろで折り合いがつき、ちゃんと併せ馬ができているし、特別問題はないね。ゴール後もいつも通り1コーナー過ぎまでいいペースで行った。短期放牧から元気いっぱいで戻ってきたので調整もしやすかった」
見届けた鹿戸調教師は現状で不安点がないことを強調する。僚馬2頭を前に見ながら進み、4コーナーで内から馬なりで並びかけた。動き自体、いたってスムーズだ。
新馬、芙蓉Sを連勝。2番人気に支持された昨年のホープフルSでは、4コーナーで逸走して競走中止となった。その苦い経験を踏まえ、中間はWコースで調整ペースを乱すことなく乗り込まれている。帰厩後、3度の併せ馬は全て5ハロン70秒0~70秒2の範囲内。中山と同じ右回りの調教でほぼ同じ時計を刻めているのは、しっかりコントロールできている証拠だ。
名誉挽回を懸けた前走のきさらぎ賞は3着。スタートで他馬に寄られて後方の位置取りになったためで、敗因は明らかだ。「同じ後ろの位置でも、ヨーホーレイク(2着)の前なら結果は違ったかも。それでも、しっかり最後に脚を使えていた。内容自体は悪くなかった」とトレーナーは一定の評価を与え、「今回はある程度、積極的な競馬をさせたい」と正攻法を示唆。前回で替えたハミ(ジェーンビット=※)も引き続き使用する。
現在の収得賞金は1000万円。皐月賞へ確実に駒を進めるためには、少なくともここで3着以内に入って出走権利を獲得したい。それだけに、デビューからコンビを組む三浦騎手も今まで以上に気を引き締める。
「今回は逸走したコースなので、前走以上に注意を払わなければいけない。そのうえでGIに向かうための賞金加算も必要になる」
クラシック1冠を目指すうえで、皐月賞の舞台である中山は前もって攻略しておきたい。因縁のコースで昨年末の悪夢を振り払い、一気に自信を取り戻す。(板津雄志)
★フジテレビ賞スプリングSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
★ジェーンビット…口向きが悪い馬への制御力アップを目的に使用される特殊なハミ。通常のハミのハミ身(馬の口にくわえさせる部分)にはジョイントがあって折れ曲がるのに対し、ジェーンビットは一本の棒状で口の外まで延長されている。そのため、てこの原理が働くことで軽い扶助で左右への動きを制御でき、モタれたりヨレたりする馬に効果的とされている。
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