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ダイヤモンドSが20日、東京競馬場で16頭によって争われ、三浦騎乗で7番人気のグロンディオーズがクビ差で差し切り重賞初制覇を飾った。屈腱炎による1年8カ月の長期休養を乗り越えてのタイトル獲得に、陣営の喜びはひとしおだ。2着は1番人気のオーソリティ。さらに5馬身離れた3着に2番人気のポンデザールが入った。
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壮大な復活劇を信じる者の思いが、その末脚を後押しした。3着を5馬身も引き離した息詰まるマッチレースは、クビ差でグロンディオーズに軍配。検量室前に引き揚げてきた三浦騎手は高々と右手を突き上げ、9年連続での重賞Vに喜びを爆発させた。
「折り合いがついていたし、いいポジションで2着馬を見ながら運べて理想の競馬ができました。動き出しで(2着馬に)瞬発力の差で離されてしまいましたが、追いついてくれると信じて追っていました。責任を果たせてよかったです」
道中は中団でじっくりと待機。直線では一旦オーソリティに突き放されたが、外に持ち出されると一完歩ごとに猛然と差を詰め、ゴール前で見事にかわし去った。
6歳馬ながらまだキャリアは10戦目。2018年の菊花賞(13着)後に左前脚の重度の屈腱炎が判明し、1年以上も騎乗運動を再開することができなかった。それでも牧場、厩舎スタッフの懸命なケアの甲斐あって、昨年6月に1年8カ月ぶりに復帰。そこから5戦目で栄冠をつかみ取った。
「2年近く休んで(所属クラブの)会員さんに迷惑をかけたので、恩返しをしたかった。ここは先を考えずに一発勝負(の仕上げ)でした。届かないかと思っていたので本当にうれしいです」
田村調教師も感慨ひとしおだ。この日は東京2Rでも自厩舎の馬が1~3着を独占する快挙。忘れられない記念日になったはずだ。今後は脚元の状態などを考慮して決められるが、天皇賞・春(5月2日、阪神、GI、芝3200メートル)も視野に入ってくる。引退の縁から蘇ってきた不死鳥はさらなる高みを目指す。(漆山貴禎)
★20日東京11R「ダイヤモンドS」の着順&払戻金はこちら
■グロンディオーズ 父ルーラーシップ、母シェリール、母の父サンデーサイレンス。黒鹿毛の牡6歳。美浦・田村康仁厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は(有)サンデーレーシング。戦績10戦5勝。獲得賞金1億187万6000円。重賞は初勝利。ダイヤモンドSは田村康仁調教師が2012年ケイアイドウソジンに次いで2勝目。三浦皇成騎手は初勝利。馬名の意味は「壮大な(仏語)」。
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