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【シャンティー(フランス)11日=黒田栄一郎】日本のGI馬2頭が、凱旋門賞の前哨戦に出走する。今年の皐月賞馬ヴィクトワールピサ、宝塚記念馬ナカヤマフェスタとも現地での関心は高く、11日付けの仏の競馬専門紙では終面で特集した。2頭とも現地入りしてから調整は順調。本番は先だが、世界最高峰レースが楽しみになる走りが期待できそうだ。
もう迷いはない。凱旋門賞への重要なステップレースに向けて、日本馬2頭が最終調整を終えた。特に、フォワ賞に参戦するナカヤマフェスタは、エーグル調教場近くのラモレー調教場の芝の直線コースで、終い3ハロンほど強めに伸ばす意欲的な調教内容だ。
「3ハロンで40秒を切るくらいですね。少し余裕があるし、これでいいんじゃないですか。リラックスしているしね。ただ、今回はあくまでも経験。日本と違うシステムを、人も馬も経験できるのが第一です」
動きを見届けた二ノ宮調教師は静かな口ぶりだが、愛馬に寄せる信頼は厚い。宝塚記念を制してすぐに遠征計画を立て、スピーディに実行に移した。11年前、エルコンドルパサーを渡仏させた時の経験が存分に生かされ、スムーズな調整が進んでいる。
一方のヴィクトワールピサも、フェスタの9日後にフランス入り。前哨戦を経験させて本番に臨む万全の策を取ってきた。「(渡仏からの)短い期間での調整にも応えてくれて、メンタルの強さもある子ですね。頭のいい馬ですから、同じ馬場を1回経験できれば」と角居調教師が上昇気流に乗った中での前哨戦に前向きな姿勢を見せれば、武豊騎手は自身のブログでも「ここでいい競馬をするかしないかでは凱旋門賞での注目度が違います。勝ち負けを意識できる仕上がりですから、まずはここでヴィクトワールピサの力を見せつけておきたいところです」と結果にこだわる気持ちを表明している。
レース前日の11日、競馬専門紙「パリ・チュルフ」では、終面を大きく割いて日本馬2頭の特集を組んだ。「凱旋門賞に向けて立つ」と題した記事は、エルコンドルパサーとディープインパクトを引き合いに出し、日本馬の悲願達成に向けた挑戦をフランス馬にとっての脅威だと警戒している。また、二ノ宮師とエルコンドルパサー、角居師とウオッカの実績にも言及するなど、破格の扱い。展望記事では2番手級の評価(フォワ賞はダリアカナ、ニエル賞はベーカバドが中心)だが、腰を据えた前哨戦からの挑戦は現地でも大きな注目を集めている。
多くの名馬が跳ね返されてきた凱旋門賞のハードルは限りなく高い。しかし、経験を重ねてきたホースマンたちが送り出す今年の2頭は、ひと味違う。胸を張って堂々と本番へ。12日の結果次第では、今年の凱旋門賞が日本馬2頭で人気を分け合う可能性も十分だ。
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