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第30回小倉2歳S(5日、小倉10R、GIII、2歳OP、芝1200m、出走17頭)1番人気のブラウンワイルド(牡2、栗東・坂口正則厩舎)が、ゴール前で逃げるシゲルキョクチョウ(牡2、栗東・湯窪幸雄厩舎)をかわし重賞初制覇。フェニックス賞で敗れた相手にリベンジを果たした。勝ちタイムは1分08秒7(良)。
レースは2番人気のシゲルキョクチョウがハナを切り、2番手には3番人気のドレッドノート(牡2、栗東・佐々木晶三厩舎)がつける展開。ブラウンワイルドは中団で待機し、勝負どころをうかがう。直線に入るとシゲルキョクチョウがリードを広げ、逃げ切るかと思われたが、外からブラウンワイルドが豪快に伸びてゴール前でハナ差前に出た。3着には連れて上がってきたスギノエンデバー(牡2、栗東・浅見秀一厩舎)が入った。
ブラウンワイルドは父ワイルドラッシュ、母ブラウンシャイン、母の父ヤマニンゼファーという血統。通算成績は3戦2勝で重賞は初制覇。浜中俊騎手は小倉2歳Sは08年のデグラーティア以来で2勝目。坂口正則調教師は94年エイシンサンサン、95年エイシンイットオー(ともに当時のレース名は小倉3歳S)以来の3勝目となった。
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