第66回
安田記念(5日、東京11R、GI、3歳上オープン国際(指)、定量、芝1600メートル、1着本賞金1億300万円 =出走12頭)単勝1・7倍と人気を集めた昨年の覇者
モーリスは2着。2番手から直線で馬場の真ん中を伸びたが、逃げた勝ち馬に1馬身1/4差及ばず、GI5連勝はならなかった。
「全体的にペースが遅くなったし、前に馬を置けなくて引っ掛かってしまった。その中でよく粘ってくれたと思う」
T・ベリー騎手は相棒の走りをたたえる。頭数が12頭に落ち着いたことで逆に前に壁をつくりづらく、前半は力みっぱなし。それでもしぶとく2着を死守したのは、地力の高さの証明だ。
香港遠征から帰国後は千葉県白井市のJRA競馬学校、東京競馬場に滞在。慣れない環境の中、1頭だけの調整で状態が完調ではなかったのかもしれない。加えて、折り合いを欠いのは大きかった。連勝は「7」で止まったが、今後の巻き返しに注目したい。
★5日東京11R「
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