第126回
目黒記念(27日、東京12R、GII、4歳上オープン国際、ハンデ、芝2500メートル、1着本賞金5500万円=出走18頭)
蛯名正義騎乗の1番人気
スマートロビンが、2番手追走から直線入り口で先頭に立って後続を振り切り、重賞初Vを飾った。タイム2分30秒6(良)。ダービーの
フェノーメノでハナ差2着だった蛯名は、最終レースでうっぷんを晴らした。次走は
宝塚記念(6月24日、阪神、GI、芝2200メートル)の予定。
蛯名正義騎手がこん身のムチをふるった。2番手から直線で抜け出す正攻法の競馬で、1番人気
スマートロビンが押し切って完勝。ダービーに次ぎ
ディープインパクト産駒が重賞をゲットした。
「本当は(ダービーと)連勝するつもりだったのに…」
フェノーメノで挑んだダービーはハナ差2着も、その悔しさを引きずることなくパートナーの力を出し切った。これでJRA重賞99勝目。大台の重賞100勝にリーチだ。
「前走(メトロポリタンS1着)よりも、また馬が良くなっていたね。少し行きたがったり、乗り難しい面はあるが、(逃げ)馬の後ろに入れてうまく折り合った。まだまだ良くなる馬だよ」
次走は
宝塚記念。持ち前の先行力としぶとさで、実績上位馬に勝負を挑む。(片岡良典)