美浦所属リーディングジョッキー上位3名の7月13日(日)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【戸崎圭太騎手】
7月13日(日)福島競馬場
2R 3歳未勝利(ダ1,700m) ヴィジブルライト
3R 3歳未勝利(芝2,000m) ワーキングデライト
4R 3歳未勝利(芝1,200m) ブドワールドール
5R 2歳新馬(芝1,800m) ガードオブオナー
6R 3歳未勝利(ダ1,700m) タキノボリ
7R 3歳上1勝クラス(芝1,200m) アンバーニードル
8R 3歳上1勝クラス(ダ1,150m) レイム
9R 織姫賞(芝1,800m) マリアイリダータ
10R 天の川S(ダ1,700m) テリフィックプラン
11R 七夕賞・G3(芝2,000m) ドゥラドーレス
12R 彦星賞(芝1,200m) エコロマーズ
メインレースの七夕賞はドゥラドーレスに騎乗。鋭い末脚の持ち主で、前走のエプソムCでも後方から追い込んで2着となっている。今回は2022年の毎日杯で3着となって以来の戸崎圭太騎手とのコンビ復活となる。大外枠となってはしまったが、ここで重賞初制覇となるか注目だ。9Rの織姫賞ではマリアイリダータに騎乗する。全兄がG1馬ドゥラエレーデで半姉バロネッサも3勝をあげているという期待馬である。キャリア1戦で挑んだスイートピーSでも2着と好走し、力があるところは見せてくれている。秋の飛躍をためにもここは是が非でも勝利を掴み取りたい。
【横山武史騎手】
7月13日(日)函館競馬場
1R 2歳未勝利(ダ1,000m) ドナソレイ
2R 3歳未勝利(ダ1,700m) ハッピーウィズユー
3R 3歳未勝利(芝1,200m) フィリグラン
4R 3歳未勝利(ダ1,700m) ジョードリウム
5R 2歳新馬(芝1,200m) アンティミスト
6R 3歳未勝利(芝2,000m) スティーヴバローズ
7R 3歳上1勝クラス(芝1,800m) ロートホルン
9R 北海ハンデキャップ(芝1,800m) ウインアクトゥール
11R 巴賞(芝1,800m) コンクシェル
6Rの3歳未勝利はスティーヴバローズに騎乗。ここまで10戦を経験しているが、勝利をあげるチャンスは何度もあっただけに歯がゆい競馬が続いている。連闘となる今回は突破を決めたい場面だ。2Rの3歳未勝利ではハッピーウィズユーに騎乗する。初勝利を目指した前走は1番人気に支持されながら0秒7差の5着と悔しい結果に終わってしまった。兄姉4頭が海外G1にも挑戦したチェーンオブラブやジャンプ重賞2勝のトゥルボーなどすべてJRAで勝ち星をあげているという堅実な血統背景を持っている本馬。今回でまずは初勝利を期待したい。
【丹内祐次騎手】
7月13日(日)函館競馬場
1R 2歳未勝利(ダ1,000m) ワイドアルバ
2R 3歳未勝利(ダ1,700m) ハイゼンスレイ
3R 3歳未勝利(芝1,200m) ロードステイタス
4R 3歳未勝利(ダ1,700m) ハクサンリバーブ
5R 2歳新馬(芝1,200m) ハイヤーマーク
6R 3歳未勝利(芝2,000m) ペールノエル
7R 3歳上1勝クラス(芝1,800m) ウインシャーガス
9R 北海ハンデキャップ(芝1,800m) ミッキージュエリー
10R 噴火湾特別(ダ1,000m) サンディブロンド
11R 巴賞(芝1,800m) マイネルブリックス
12R 3歳上1勝クラス(芝1,200m) ハリウッドメモリー
9Rの北海ハンデキャップはミッキージュエリーに騎乗。デビュー戦こそスタートが決まらず7着に敗れたが、レース慣れしてからは先手を主張し2連勝を記録している。今回は初めて京都競馬場以外でのレースとなることがポイントになりそうだが、同じような競馬ができれば3連勝もじゅうぶんに期待できるだろう。12Rの3歳上1勝クラスではハリウッドメモリーに騎乗する。全兄がダノンスマッシュということもあり、どうしても期待をせずにはいられない存在。近2走はここ函館競馬場の1勝クラスでハナを奪い2、4着と好走を続けている。この1か月で3走目となるだけに当日のパドックの気配には注意を払っておきたいが、状態が変わらなければ今回も上位争いを演じられそうだ。