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nigeプロの競馬予想｜カペラステークス G3 - 2022年12月11日中山11R｜競馬予想のウマニティ
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| 着 順 | 枠 番 |
馬 番 |
予想印 | 馬名 | オッズ |
性齢 | 重量 | 騎手 | 一言コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 3 | 6 | ○ | リメイク | 5.2 | 牡3 | 55.0 | 福永祐一 | 斤量課題も伸びしろはある |
| 2 | 1 | 1 | ◎ | リュウノユキナ | 3.9 | 牡7 | 56.0 | 柴田善臣 | ベスト条件を56㎏なら |
| 3 | 2 | 3 | ジャスティン | 10.1 | 牡6 | 57.0 | T.マーカ | ||
| 4 | 6 | 12 | オーヴァーネクサス | 25.2 | 牡5 | 56.0 | 大野拓弥 | ||
| 5 | 7 | 13 | ▲ | オメガレインボー | 8.6 | 牡6 | 56.0 | 岩田康誠 | 距離延長ローテでないことが魅力 |
| 6 | 2 | 4 | ジャスパープリンス | 240.3 | 牡7 | 56.0 | 田中勝春 | ||
| 7 | 3 | 5 | ハコダテブショウ | 10.7 | 牡4 | 56.0 | 石川裕紀 | ||
| 8 | 5 | 9 | × | クロジシジョー | 8.3 | 牡3 | 55.0 | 戸崎圭太 | 成長中で持続力勝負歓迎 |
| 9 | 6 | 11 | △ | アティード | 7.7 | 牡4 | 56.0 | 田辺裕信 | 中山1200mならまだ良化できる |
| 10 | 8 | 16 | レディオマジック | 124.8 | 牡5 | 56.0 | 藤岡佑介 | ||
| 11 | 1 | 2 | シンシティ | 113.7 | 牝5 | 54.0 | 富田暁 | ||
| 12 | 4 | 8 | ヤマトコウセイ | 26.5 | 牝3 | 53.0 | 小林脩斗 | ||
| 13 | 4 | 7 | エアアルマス | 9.5 | 牡7 | 57.0 | 川須栄彦 | ||
| 14 | 5 | 10 | ヒロシゲゴールド | 110.1 | 牡7 | 56.0 | 北村宏司 | ||
| 15 | 7 | 14 | カルネアサーダ | 35.6 | 牝3 | 53.0 | 永野猛蔵 | ||
| 16 | 8 | 15 | ピンシャン | 127.2 | 牡5 | 56.0 | 松岡正海 |
| 式別 | 買い方 | 組み合わせ | 1点あたりの金額 |
|---|---|---|---|
| ３連単 | ﾌｫｰﾒｰｼｮﾝ | 1 - 613 - 61113 | 各1,000円 |
| 1 - 11 - 613 | 各700円 | ||
| 1 - 61113 - 9 | 各300円 | ||
| 1 - 9 - 61113 | 各200円 | ||
| 馬連 | 通常 | 1 - 6 1,000円 的中！ |
3,100円 |
| 合計 | 13通り | 10,000円 | |
| 購入額 | 払戻額 | 収支 | 回収率 |
|---|---|---|---|
| 10,000円 | 31,000円 | 21,000円 | 310% |
nigeのコメント
【日曜中山勝負R:全馬評価あり】力の出せる条件が揃っているので期待！
＜予想＞
◎：リュウノユキナ
ベスト条件を56㎏なら
○：リメイク
斤量課題も伸びしろはある
▲：オメガレインボー
距離延長ローテでないことが魅力
△：アティード
中山1200mならまだ良化できる
☆：クロジシジョー
成長中で持続力勝負歓迎
＜展開＞
逃げたいのは、内からシンシティ、ジャスティン、ハコダテブショウ、ピンシャン。ハコダテブショウ陣営から「同型もいるが絶対にハナに行きたい」とコメントが出ているが、内にシンシティ・ジャスティンがいるとかなり抵抗される。出遅れなかったらシンシティは被されたら終わるのできつくても主張しきってハナ。その外からジャスティン、ハコダテブショウ、ヒロシゲゴールド、ピンシャン。
2、3番手が理想なリュウノユキナ、ジャスパープリンス、ヤマトコウセイ、カルネアサーダあたりがこれに続く。抜群のスタートでハナ争いがすぐ決まってしまうようなことにならなければ、ハイペースになる可能性が高い。
＜予想詳細＞
本命は、リュウノユキナ
前走のJBCスプリントは、好スタートから内から行く馬を行かせて好位外の4番手から追走。
直線に入って2番手の ヘリオスを交わして、ダンシングプリンスにじわじわ迫ったが3/4馬身差届かずに2着。
逃げたい馬は多かったのだが、コパノフィーリングとキラットダイヤが出遅れ、ラプタスはダンシングプリンスのスタートが速くて被され、キモンルビーは謎の控える競馬。結果的にダンシングプリンス、ヘリオスで隊列がすんなり決まって、前半にペースが上がらなかった。
その結果、持続力を活かしたいこの馬にはペースが遅くて、ダンシングプリンスに押し切られてしまった。向かない流れでもダンシングプリンスに迫って、3着馬に3馬身差。前走も本命にしていたが、7歳でもまだ条件が揃えばトップクラスにいることを証明した。
今回は、ベスト条件の中山1200mを56㎏で走れるのは大きな魅力。
この条件は、20年ながつきSで好時計の2着。21年ジャニュアリーSで6馬身差の大楽勝＆時計の少しかかっていた馬場で驚きの「1:09.6」。21年カペラSで1㎏重くてダンシングプリンスと1/2馬身差2着。どのレースも文句なしの好内容。
地方交流重賞で安定して走っているが、中央コースの方がパフォーマンスが高い馬。ハイペース大歓迎なので、中山で前に行きたい馬が多いのもピッタリ。Jpn1で2着だった前走より条件がいいので、素直に本命で期待する。
対抗は、リメイク
前走のオーバルスププリントは、一歩目で少し滑ったが二の脚で前に行って4番手から追走。
3コーナーから2番手に上がったシャマルの後ろを追いかけるように進出。直線で追いかけたが差が縮まらないまま2着。
クラスターC除外後で、中間の調整過程が調教を予想ファクターとして重視しない私が違和感を感じるレベル。それに加えて小回りの浦和対応も課題だったが、問題なくいい走りを見せた。
負けてしまったが、プレシャスエースのマイペース逃げで、中央馬からしたらスローと言っていい流れ。後半減速ラップになるのが普通の浦和で加速ラップ。能力差ではなく、位置取りの差がそのまま結果に出ただけ。
■ オーバルスププリントのラスト3Fラップ
（過去5年）
22年：11.7 - 12.5 - 12.4
21年：11.2 - 12.3 - 13.9
20年：11.6 - 13.4 - 14.3
19年：11.6 - 12.8 - 13.4
18年：11.8 - 12.6 - 14.2
今回は、1200mのハイペース対応が課題。
1400mでは平均～遅めのペースで結果を出してきたので、未知の条件。ただ、1600mが長いところを見せているので、距離延長より距離短縮がいいのは間違いない。それに使える脚はそこまで長くないが瞬発力はあるので、1200mで周りが速くて自然と中団から差す形がハマる可能性はある。この競馬がしやすい内枠に入ったのは歓迎。
まだ未知の条件で、伸びしろもある状態で前走のパフォーマンスで走れたこの馬なら、中山1200mのリュウノユキナを倒せる可能性があると考えて対抗とした。
単穴は、オメガレインボー
前走の室町Sは、押して位置を取りに行って、中団やや前の馬群の中で追走。
直線で外に出して、いい脚で伸びてきたが抜け出したエアアルマスとの差が大きくて2.1/2馬身差2着。
超高速馬場を意識して出していったのかもしれないが、1200mであの位置はこの馬としたらテンから脚を使い過ぎている。控えたところで馬場が速すぎたので34秒台後半の脚でも2着までだったとは思うが、着差が大きくなったのは前に行きすぎたことが原因と考えている。
今回は、距離延長ローテでないことが魅力。
前走で本命にしたように、この馬は距離短縮ローテが得意。同距離ローテでも、2年連続でマリーンSからエルムSで好走している。近走で馬券圏外になっているのは、距離延長ローテの時だけ。距離が伸びた時は、パフォーマンスを下げる可能性が高い馬。
1200mから1200mの同距離ローテで、去年3着に好走できている中山1200mのカペラS。そして、去年と同じ岩田康誠騎手。去年の内容はかなり良かったので、去年ほどではないがエルムS3着で重賞でも好走できるパフォーマンスは出せている。
去年先着されたリュウノユキナとの斤量差が1㎏縮まるが、他の出走馬を見るとこの馬の走りができたら好走できていい。
4番手は、アティード
前走のオータムリーフSは、痛恨の落馬。
馬がゲート内で暴れていて、落ちないように田辺騎手がゲートをつかんでいた。その時にゲートが開いて、左手だけで手綱を持っていたので馬が左によれてバランスを崩して落馬してしまった。暴れることとゲートが開くタイミングが悪かった。
今回は、初風S(3勝クラス)でいい走りをした中山1200mになるのが魅力。
このレースでは、あおった感じで出遅れてしまって後方から追走。3～4コーナーは内を走らせて、直線に入る所でじわっと外へ。ラスト200mからは1頭違う脚で突き抜けて3馬身差の完勝。
馬場の速さを考えると平均ペースで、2番手・3番手の馬が4着・2着になっている流れ。それをラスト3F12.2 - 12.3 - 12.0の加速ラップになる脚を使っての差し切り。まだ余裕のある内容で勝っている。3着、4着馬がすでに3勝クラスを勝っているように、メンバーレベルも低くはなかった。
時計をどこまで縮められるかと、ここ2戦失敗しているスタートの課題はあるが、もっといい走りができる内容なので相手に入れておきたい。
5番手は、クロジシジョー
前走の大阪スポーツ杯は、ハイペース後だったのがあって、いつもより行き脚が付いて中団やや前の6番手から追走。
直線に入って進路がなかったが、少し外のデュアリストが伸びていたので、その後ろから外に出して追って2馬身差の2着。
レースレベルが想定より低くなったのはあるが、持続力を活かして勝ってきた馬なので、平均ペースでも上位争いに加われて想定よりいい走りを見せた。
今回は、レースレベルの対応が課題。
前走内容だと厳しいと思うが、使われながら成長も見せている3歳馬。適性的にも、速いペースを持続力で差してきた馬なので、中山1200mは向いている。鞍上も3走前に騎乗して勝っている戸崎騎手に強化。相手が強くなるのと1㎏増以外の適性面の条件はよくなっている。
現時点の能力を考えると過剰人気気味になりそうではあるが、まだ成長している時期の怖さがあるので押さえに入れておきたい。
※以下は、買わない馬の評価。
シンシティ
4走前の韋駄天S3着で、直線芝1000mで新しい一面を見せて、アイビスサマーDでも2着。ただ、ここ2戦は1200mで逃げられず、直線1000mで出遅れて崩れている。ダートに戻してくるが、ダートだとOP特別で逃げる競馬ができて3着がやっと。スタートを普通に出たら逃げられていいが、ハナを取っても我慢できるレースレベルではないので厳しい。
ジャスティン
前走の室町Sは、好スタートだったヒロシゲゴールドに被されないように、クビ差外から前に出られて状態で内にいてずっと抵抗。内外の差で直線に入る所で先頭に出たが、脚を使い過ぎていたので当然のように失速。超高速馬場ではあったが、阪神1200mで前半3F33.3秒は速すぎた。
20年カペラSでは、2㎏重い斤量でレッドルゼル、ダンシングプリンスを倒した馬だが、21年に海外挑戦後明らかに調子を落としていた。今年の根岸Sで復調気配を見せて、3走前の大和Sで久しぶりの勝利。でも、好調時と比べるとまだまだ。
それに、スタートの速さが普通で、前に行きたいけど速くない。内枠より外枠の方がいい馬。枠の並びを見るとスタートが速いシンシティとハコダテブショウに挟まれての内枠。被されたら終わるのでテンからかなり押して出して行く必要があり、嫌な枠の並びになっている。好調時より落ちたパフォーマンスで、テンから脚を使うハイペースになると不安があるので消し。
ジャスパープリンス
前走のペルセウスSは、最内からハナを取ったが、ずっとリフレイムに絡まれる展開。ペースは落とせていたが、残り300mで脚が止まって13着。ペースを考えると止まりすぎなので、状態か衰えの問題。1200mになるのは歓迎も、ハナか好位外が理想で、その位置が取れる相手ではない。近走内容も悪いので厳しい。
ハコダテブショウ
前走のながつきSは、好スタートから内のピンシャンを確認してから出してハナへ。コーナーで少しペースを落ち着かせて、直線でじわじわ好位勢との差を広げて3馬身差で完勝。
見た目の着差は強く見えるが、この日は異常な高速馬場。馬場を考えると中山ダ1200mで前半3F33.0秒は見た目ほど速くなく、コーナーでも脚を溜められているので前有利（ラスト3F11.7 - 11.4 - 12.3）。平凡なレースで、内容的には時計のかかる良馬場で逃げ切ったブラッドストーンS(3勝クラス)の方が上。
今回は、逃げられそうにないので、逃げなくて力が出せるのかが課題。未勝利戦を好位外から勝っているが、パフォーマンスが上がったのは逃げる競馬をしだしてから。「同型もいるが絶対にハナに行きたい」と陣営からコメントが出ているが、内にいるシンシティ、ジャスティンがいてそれより前に出して行くのはかなり無理をしないといけない。ハナを取っても展開がきつくて、2番手・3番手だと力が出せるのかの不安が出てくる。
シンシティが前走のように出遅れて、ジャスティンの行き脚も案外で、すんなりハナのような形になったら好走できる可能性はある。ただ、そうなる可能性は低いので消し。
エアアルマス
前走の室町Sは、好位外の3番手から追走。直線で失速した前の2頭を交わして、そのまま押し切って勝利。文句なしの強い内容。ただ、かなり恵まれたレースだった。
この馬は、もまれたくないタイプ。4枠8番だったが、この馬より外で前に行けるジェネティクスがＣ．デムーロ騎手があまり出して行かず4番手で止まってくれて、クインズメリッサもジェネティクスを先に行かせて外に切り替える選択。その結果、外からこの馬より前に行く馬が1頭もいなかった。この枠で1頭も外から前に行くことなく、好位外の3番手は最高だった。
今回は、外からヒロシゲゴールド、カルネアサーダ、ピンシャンが前に行く。前に1頭も行かれずに好位外が取れる可能性はほぼない。そうなるとりんくうSのように、スタート直後から外に出すことを意識した進路になって、3～4コーナーは好位の一団の外を走ってロスがかなり大きくなる。その進路で走ってしまうともまれなくてもロスが大きくて、上位争いは難しくなる。前走は好内容なのだが、再現性が低くて、相手強化になっているので厳しい。
ヤマトコウセイ
前走のフルーツラインC(3勝クラス)は、外の馬が速く逃げ馬の後ろから追走。3～4コーナーで2番手の馬が失速してきたので、そのスペースに入れて直線に入って先頭。そのまま押し切って勝利。逃げて連勝していたので、逃げなくて勝てたのは収穫。ただ、福島1150ｍなのでメンバーレベルは低かった（それに2着ジゲンは大きな不利を受けていた）。
中山1200mは、2勝しているが時計は平凡（2走前はかなりの高速馬場）で、逃げたレース。逃げられない相手で、相手もかなりの強化。53㎏だが前走比較なら1㎏減だけ。まだ見せていない素質を見せないと掲示板も厳しいので消し。
ヒロシゲゴールド
前走の室町Sは、好スタートでそのまま前に行ったが、内のジャスティンにずっと抵抗されて一緒に共倒れ。譲ってペースを落ちつかせる選択をなぜしなかったのか疑問のレースだった。
去年でもパフォーマンスが落ちだしていたが、今年に入ってさらにパフォーマンスが落ちていて、好走はOP特別で楽に2番手が取れた時だけ。この相手にすんなり2番手が取れないし、もし取れたとしても重賞になると今の走りだと力を出し切っても好走は難しい。現状はOP特別・リステッドで楽に好位外が取れるような相手で買う馬。
オーヴァーネクサス
前走のオータムリーフSは、中団やや前の6番手から追走。4コーナーから直線で、最内から伸びてきて差し切り勝ち。勝ちはしたのだが、カラ馬を避けるために逃げ馬が内を空けたところを抜け出していて、かなり恵まれた進路で走っている。それに2着、3着の馬は59㎏を背負っていた。勝った前走より大阪スポーツ杯4着の方がこの馬の能力と見た方がいい。今の走りだと重賞レベルでは好走できないので、まだ見せていないような走りをしないと厳しい。
カルネアサーダ
前走の安芸S(3勝クラス)は、外枠から出して2番手から追走。楽な手応えで直線に入って、持ったまま並びかけて残り250mくらいで先頭。差し馬勢が伸びてきていたが、1.1/4馬身差で勝利。
前走で本命にしていたように、1戦ごとに内容がよくなって成長を感じる3歳馬。ただ、今回は相手が一気に強化。すんなり2番手が取れるような相手ではないし、時計もかなり縮めないといけない。芝でも勝てる馬なので、中山の持続力勝負にも不安がある（阪神でもクロジシジョーに負けている）。まだ成長してくるとは思うが、現時点の走りだと上位争いは厳しい。来年から再開する京都がかなり合いそうなタイプ。今後の成長が楽しみな1頭。
ピンシャン
1400mでハナを取ってマイペースで逃げて、川田騎手の存在の圧もあって結果を出してきた馬。1200mでハナを取り切れるまでのテンの脚がないので、自分の競馬ができずに崩れている。この条件はきついし、相手も強い。
レディオマジック
2走前に勝った3勝クラスは、展開がハマっての勝利。前走の霜月Sでは、スローペースの東京なので追いかけるだけは仕方ない。ペースが流れることはいいが、1200mだと3勝クラスでも忙しかった馬。このメンバーの1200mだと後方から失速してくる馬を数頭拾うだけになる可能性が高い。条件・相手どちらも厳しい。
＜予想＞
◎：リュウノユキナ
ベスト条件を56㎏なら
○：リメイク
斤量課題も伸びしろはある
▲：オメガレインボー
距離延長ローテでないことが魅力
△：アティード
中山1200mならまだ良化できる
☆：クロジシジョー
成長中で持続力勝負歓迎
＜展開＞
逃げたいのは、内からシンシティ、ジャスティン、ハコダテブショウ、ピンシャン。ハコダテブショウ陣営から「同型もいるが絶対にハナに行きたい」とコメントが出ているが、内にシンシティ・ジャスティンがいるとかなり抵抗される。出遅れなかったらシンシティは被されたら終わるのできつくても主張しきってハナ。その外からジャスティン、ハコダテブショウ、ヒロシゲゴールド、ピンシャン。
2、3番手が理想なリュウノユキナ、ジャスパープリンス、ヤマトコウセイ、カルネアサーダあたりがこれに続く。抜群のスタートでハナ争いがすぐ決まってしまうようなことにならなければ、ハイペースになる可能性が高い。
＜予想詳細＞
本命は、リュウノユキナ
前走のJBCスプリントは、好スタートから内から行く馬を行かせて好位外の4番手から追走。
直線に入って2番手の ヘリオスを交わして、ダンシングプリンスにじわじわ迫ったが3/4馬身差届かずに2着。
逃げたい馬は多かったのだが、コパノフィーリングとキラットダイヤが出遅れ、ラプタスはダンシングプリンスのスタートが速くて被され、キモンルビーは謎の控える競馬。結果的にダンシングプリンス、ヘリオスで隊列がすんなり決まって、前半にペースが上がらなかった。
その結果、持続力を活かしたいこの馬にはペースが遅くて、ダンシングプリンスに押し切られてしまった。向かない流れでもダンシングプリンスに迫って、3着馬に3馬身差。前走も本命にしていたが、7歳でもまだ条件が揃えばトップクラスにいることを証明した。
今回は、ベスト条件の中山1200mを56㎏で走れるのは大きな魅力。
この条件は、20年ながつきSで好時計の2着。21年ジャニュアリーSで6馬身差の大楽勝＆時計の少しかかっていた馬場で驚きの「1:09.6」。21年カペラSで1㎏重くてダンシングプリンスと1/2馬身差2着。どのレースも文句なしの好内容。
地方交流重賞で安定して走っているが、中央コースの方がパフォーマンスが高い馬。ハイペース大歓迎なので、中山で前に行きたい馬が多いのもピッタリ。Jpn1で2着だった前走より条件がいいので、素直に本命で期待する。
対抗は、リメイク
前走のオーバルスププリントは、一歩目で少し滑ったが二の脚で前に行って4番手から追走。
3コーナーから2番手に上がったシャマルの後ろを追いかけるように進出。直線で追いかけたが差が縮まらないまま2着。
クラスターC除外後で、中間の調整過程が調教を予想ファクターとして重視しない私が違和感を感じるレベル。それに加えて小回りの浦和対応も課題だったが、問題なくいい走りを見せた。
負けてしまったが、プレシャスエースのマイペース逃げで、中央馬からしたらスローと言っていい流れ。後半減速ラップになるのが普通の浦和で加速ラップ。能力差ではなく、位置取りの差がそのまま結果に出ただけ。
■ オーバルスププリントのラスト3Fラップ
（過去5年）
22年：11.7 - 12.5 - 12.4
21年：11.2 - 12.3 - 13.9
20年：11.6 - 13.4 - 14.3
19年：11.6 - 12.8 - 13.4
18年：11.8 - 12.6 - 14.2
今回は、1200mのハイペース対応が課題。
1400mでは平均～遅めのペースで結果を出してきたので、未知の条件。ただ、1600mが長いところを見せているので、距離延長より距離短縮がいいのは間違いない。それに使える脚はそこまで長くないが瞬発力はあるので、1200mで周りが速くて自然と中団から差す形がハマる可能性はある。この競馬がしやすい内枠に入ったのは歓迎。
まだ未知の条件で、伸びしろもある状態で前走のパフォーマンスで走れたこの馬なら、中山1200mのリュウノユキナを倒せる可能性があると考えて対抗とした。
単穴は、オメガレインボー
前走の室町Sは、押して位置を取りに行って、中団やや前の馬群の中で追走。
直線で外に出して、いい脚で伸びてきたが抜け出したエアアルマスとの差が大きくて2.1/2馬身差2着。
超高速馬場を意識して出していったのかもしれないが、1200mであの位置はこの馬としたらテンから脚を使い過ぎている。控えたところで馬場が速すぎたので34秒台後半の脚でも2着までだったとは思うが、着差が大きくなったのは前に行きすぎたことが原因と考えている。
今回は、距離延長ローテでないことが魅力。
前走で本命にしたように、この馬は距離短縮ローテが得意。同距離ローテでも、2年連続でマリーンSからエルムSで好走している。近走で馬券圏外になっているのは、距離延長ローテの時だけ。距離が伸びた時は、パフォーマンスを下げる可能性が高い馬。
1200mから1200mの同距離ローテで、去年3着に好走できている中山1200mのカペラS。そして、去年と同じ岩田康誠騎手。去年の内容はかなり良かったので、去年ほどではないがエルムS3着で重賞でも好走できるパフォーマンスは出せている。
去年先着されたリュウノユキナとの斤量差が1㎏縮まるが、他の出走馬を見るとこの馬の走りができたら好走できていい。
4番手は、アティード
前走のオータムリーフSは、痛恨の落馬。
馬がゲート内で暴れていて、落ちないように田辺騎手がゲートをつかんでいた。その時にゲートが開いて、左手だけで手綱を持っていたので馬が左によれてバランスを崩して落馬してしまった。暴れることとゲートが開くタイミングが悪かった。
今回は、初風S(3勝クラス)でいい走りをした中山1200mになるのが魅力。
このレースでは、あおった感じで出遅れてしまって後方から追走。3～4コーナーは内を走らせて、直線に入る所でじわっと外へ。ラスト200mからは1頭違う脚で突き抜けて3馬身差の完勝。
馬場の速さを考えると平均ペースで、2番手・3番手の馬が4着・2着になっている流れ。それをラスト3F12.2 - 12.3 - 12.0の加速ラップになる脚を使っての差し切り。まだ余裕のある内容で勝っている。3着、4着馬がすでに3勝クラスを勝っているように、メンバーレベルも低くはなかった。
時計をどこまで縮められるかと、ここ2戦失敗しているスタートの課題はあるが、もっといい走りができる内容なので相手に入れておきたい。
5番手は、クロジシジョー
前走の大阪スポーツ杯は、ハイペース後だったのがあって、いつもより行き脚が付いて中団やや前の6番手から追走。
直線に入って進路がなかったが、少し外のデュアリストが伸びていたので、その後ろから外に出して追って2馬身差の2着。
レースレベルが想定より低くなったのはあるが、持続力を活かして勝ってきた馬なので、平均ペースでも上位争いに加われて想定よりいい走りを見せた。
今回は、レースレベルの対応が課題。
前走内容だと厳しいと思うが、使われながら成長も見せている3歳馬。適性的にも、速いペースを持続力で差してきた馬なので、中山1200mは向いている。鞍上も3走前に騎乗して勝っている戸崎騎手に強化。相手が強くなるのと1㎏増以外の適性面の条件はよくなっている。
現時点の能力を考えると過剰人気気味になりそうではあるが、まだ成長している時期の怖さがあるので押さえに入れておきたい。
※以下は、買わない馬の評価。
シンシティ
4走前の韋駄天S3着で、直線芝1000mで新しい一面を見せて、アイビスサマーDでも2着。ただ、ここ2戦は1200mで逃げられず、直線1000mで出遅れて崩れている。ダートに戻してくるが、ダートだとOP特別で逃げる競馬ができて3着がやっと。スタートを普通に出たら逃げられていいが、ハナを取っても我慢できるレースレベルではないので厳しい。
ジャスティン
前走の室町Sは、好スタートだったヒロシゲゴールドに被されないように、クビ差外から前に出られて状態で内にいてずっと抵抗。内外の差で直線に入る所で先頭に出たが、脚を使い過ぎていたので当然のように失速。超高速馬場ではあったが、阪神1200mで前半3F33.3秒は速すぎた。
20年カペラSでは、2㎏重い斤量でレッドルゼル、ダンシングプリンスを倒した馬だが、21年に海外挑戦後明らかに調子を落としていた。今年の根岸Sで復調気配を見せて、3走前の大和Sで久しぶりの勝利。でも、好調時と比べるとまだまだ。
それに、スタートの速さが普通で、前に行きたいけど速くない。内枠より外枠の方がいい馬。枠の並びを見るとスタートが速いシンシティとハコダテブショウに挟まれての内枠。被されたら終わるのでテンからかなり押して出して行く必要があり、嫌な枠の並びになっている。好調時より落ちたパフォーマンスで、テンから脚を使うハイペースになると不安があるので消し。
ジャスパープリンス
前走のペルセウスSは、最内からハナを取ったが、ずっとリフレイムに絡まれる展開。ペースは落とせていたが、残り300mで脚が止まって13着。ペースを考えると止まりすぎなので、状態か衰えの問題。1200mになるのは歓迎も、ハナか好位外が理想で、その位置が取れる相手ではない。近走内容も悪いので厳しい。
ハコダテブショウ
前走のながつきSは、好スタートから内のピンシャンを確認してから出してハナへ。コーナーで少しペースを落ち着かせて、直線でじわじわ好位勢との差を広げて3馬身差で完勝。
見た目の着差は強く見えるが、この日は異常な高速馬場。馬場を考えると中山ダ1200mで前半3F33.0秒は見た目ほど速くなく、コーナーでも脚を溜められているので前有利（ラスト3F11.7 - 11.4 - 12.3）。平凡なレースで、内容的には時計のかかる良馬場で逃げ切ったブラッドストーンS(3勝クラス)の方が上。
今回は、逃げられそうにないので、逃げなくて力が出せるのかが課題。未勝利戦を好位外から勝っているが、パフォーマンスが上がったのは逃げる競馬をしだしてから。「同型もいるが絶対にハナに行きたい」と陣営からコメントが出ているが、内にいるシンシティ、ジャスティンがいてそれより前に出して行くのはかなり無理をしないといけない。ハナを取っても展開がきつくて、2番手・3番手だと力が出せるのかの不安が出てくる。
シンシティが前走のように出遅れて、ジャスティンの行き脚も案外で、すんなりハナのような形になったら好走できる可能性はある。ただ、そうなる可能性は低いので消し。
エアアルマス
前走の室町Sは、好位外の3番手から追走。直線で失速した前の2頭を交わして、そのまま押し切って勝利。文句なしの強い内容。ただ、かなり恵まれたレースだった。
この馬は、もまれたくないタイプ。4枠8番だったが、この馬より外で前に行けるジェネティクスがＣ．デムーロ騎手があまり出して行かず4番手で止まってくれて、クインズメリッサもジェネティクスを先に行かせて外に切り替える選択。その結果、外からこの馬より前に行く馬が1頭もいなかった。この枠で1頭も外から前に行くことなく、好位外の3番手は最高だった。
今回は、外からヒロシゲゴールド、カルネアサーダ、ピンシャンが前に行く。前に1頭も行かれずに好位外が取れる可能性はほぼない。そうなるとりんくうSのように、スタート直後から外に出すことを意識した進路になって、3～4コーナーは好位の一団の外を走ってロスがかなり大きくなる。その進路で走ってしまうともまれなくてもロスが大きくて、上位争いは難しくなる。前走は好内容なのだが、再現性が低くて、相手強化になっているので厳しい。
ヤマトコウセイ
前走のフルーツラインC(3勝クラス)は、外の馬が速く逃げ馬の後ろから追走。3～4コーナーで2番手の馬が失速してきたので、そのスペースに入れて直線に入って先頭。そのまま押し切って勝利。逃げて連勝していたので、逃げなくて勝てたのは収穫。ただ、福島1150ｍなのでメンバーレベルは低かった（それに2着ジゲンは大きな不利を受けていた）。
中山1200mは、2勝しているが時計は平凡（2走前はかなりの高速馬場）で、逃げたレース。逃げられない相手で、相手もかなりの強化。53㎏だが前走比較なら1㎏減だけ。まだ見せていない素質を見せないと掲示板も厳しいので消し。
ヒロシゲゴールド
前走の室町Sは、好スタートでそのまま前に行ったが、内のジャスティンにずっと抵抗されて一緒に共倒れ。譲ってペースを落ちつかせる選択をなぜしなかったのか疑問のレースだった。
去年でもパフォーマンスが落ちだしていたが、今年に入ってさらにパフォーマンスが落ちていて、好走はOP特別で楽に2番手が取れた時だけ。この相手にすんなり2番手が取れないし、もし取れたとしても重賞になると今の走りだと力を出し切っても好走は難しい。現状はOP特別・リステッドで楽に好位外が取れるような相手で買う馬。
オーヴァーネクサス
前走のオータムリーフSは、中団やや前の6番手から追走。4コーナーから直線で、最内から伸びてきて差し切り勝ち。勝ちはしたのだが、カラ馬を避けるために逃げ馬が内を空けたところを抜け出していて、かなり恵まれた進路で走っている。それに2着、3着の馬は59㎏を背負っていた。勝った前走より大阪スポーツ杯4着の方がこの馬の能力と見た方がいい。今の走りだと重賞レベルでは好走できないので、まだ見せていないような走りをしないと厳しい。
カルネアサーダ
前走の安芸S(3勝クラス)は、外枠から出して2番手から追走。楽な手応えで直線に入って、持ったまま並びかけて残り250mくらいで先頭。差し馬勢が伸びてきていたが、1.1/4馬身差で勝利。
前走で本命にしていたように、1戦ごとに内容がよくなって成長を感じる3歳馬。ただ、今回は相手が一気に強化。すんなり2番手が取れるような相手ではないし、時計もかなり縮めないといけない。芝でも勝てる馬なので、中山の持続力勝負にも不安がある（阪神でもクロジシジョーに負けている）。まだ成長してくるとは思うが、現時点の走りだと上位争いは厳しい。来年から再開する京都がかなり合いそうなタイプ。今後の成長が楽しみな1頭。
ピンシャン
1400mでハナを取ってマイペースで逃げて、川田騎手の存在の圧もあって結果を出してきた馬。1200mでハナを取り切れるまでのテンの脚がないので、自分の競馬ができずに崩れている。この条件はきついし、相手も強い。
レディオマジック
2走前に勝った3勝クラスは、展開がハマっての勝利。前走の霜月Sでは、スローペースの東京なので追いかけるだけは仕方ない。ペースが流れることはいいが、1200mだと3勝クラスでも忙しかった馬。このメンバーの1200mだと後方から失速してくる馬を数頭拾うだけになる可能性が高い。条件・相手どちらも厳しい。
払戻金
| 単勝 | 6 | 520円 | 2番人気 |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 6 | 190円 | 2番人気 |
| 1 | 160円 | 1番人気 | |
| 3 | 290円 | 6番人気 | |
| 枠連 | 1 - 3 | 740円 | 1番人気 |
| 馬連 | 1 - 6 | 1,000円 | 1番人気 |
| ワイド | 1 - 6 | 460円 | 1番人気 |
|---|---|---|---|
| 3 - 6 | 1,050円 | 16番人気 | |
| 1 - 3 | 550円 | 3番人気 | |
| 馬単 | 6 - 1 | 2,200円 | 2番人気 |
| ３連複 | 1 - 3 - 6 | 2,800円 | 3番人気 |
| ３連単 | 6 - 1 - 3 | 11,080円 | 7番人気 |
馬場：良
馬場：良
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